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女性マンガ
うみべのストーブ 大白小蟹短編集
1巻完結

うみべのストーブ 大白小蟹短編集

800pt/880円(税込)

560pt/616円(税込)
4/30まで

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作品内容

俵 万智
「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」

雪のように静か。冬の朝のように新鮮。
自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。

[収録作品]
●「うみべのストーブ」
運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。
「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」
連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。

●「雪子の夏」
トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。
「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」

●「きみが透明になる前に」
ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。
「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」

●「雪を抱く」
パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。
「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」

●「海の底から」
仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。
「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」

●「雪の街」
はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。
夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。
「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」

●「たいせつなしごと」
単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • うみべのストーブ 大白小蟹短編集

    800pt/880円(税込)

    560pt/616円(税込)
    4/30まで

    俵 万智
    「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」

    雪のように静か。冬の朝のように新鮮。
    自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。

    [収録作品]
    ●「うみべのストーブ」
    運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。
    「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」
    連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。

    ●「雪子の夏」
    トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。
    「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」

    ●「きみが透明になる前に」
    ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。
    「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」

    ●「雪を抱く」
    パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。
    「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」

    ●「海の底から」
    仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。
    「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」

    ●「雪の街」
    はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。
    夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。
    「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」

    ●「たいせつなしごと」
    単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。

レビュー

うみべのストーブ 大白小蟹短編集のレビュー

平均評価:4.8 10件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 世界観
    ぽんさん 投稿日:2024/3/28
    ストーブが喋っても、彼氏が透明人間でも、雪女が友達でもファンタジーにならないのは、人の気持がリアルだから。 「それら」は物語の中のたたの出来事にすぎないという感じに、見事にスルーされていく。 切ないけれど、大事なものを失ったり、見つけた りする物語は、新鮮で読み応えがありました。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) あたたかい。じんわりと涙が滲み零れる。
    木蓮さん 投稿日:2023/2/20
    以前 リイド社・トーチコミックスを徘徊時に目に停まり立読み。 それだけでは掴めず“お気に入り”に登録していた本作。 今回 ぐーぐるで少し調べ、面白そうだったので購読。 (30%offクーポン〔ライン限定〕にて) ●初出..201 8年5月自費出版のものから、2022年9月「トーチweb」に掲載のものまで、短編7作で一冊に。 236p● **以下、感想** とても良かったです!いろんな感情がすごく動く一冊。 ほぼ全てのお話が「冬」「雪」を舞台としています。 立読み部分では絵柄のテイストだけしか伝わらないと個人的には感じました。 7作どれも温もりがあり、最後は光が差す。それがじんわりと来る。 自分を投影できるお話があるかと思います。 1つのお話に出てくる人物は多くなく、その人物の生活と歩む道(人生と言うと重い)を、あたたかい目で見つめているような作品。 【記憶・存在・自認】というキーワードを元に全体を愛情で包む感じ。 漫画作品で涙を流したのは2作目です。 、、ここまで自分でネタバレなしで何となく伝わるといいな、と纏めたのです。 …でも、再度ぐーぐるを開くと、有名な放送作家さんが本作を「読んだよ、いいよ!」と。 気になる方はどうぞぐーグ…(略) とにかく、とても良かったです! もっとみる▼
  • (5.0) 日々揺れ動き現れては消える声に触れる作品
    水玉さん 投稿日:2023/8/12
    作品解説は一体どなたが書かれたのでしょう。 俵万智さんのコメントは勿論のこと、短文でありながらこの作品のすばらしさがじわっと伝わってきます。 こちらの解説を読んでぴくりとアンテナが動いた方は是非本を開いてください。 心の履歴と7編 のお話が重なったりすれ違ったりします。 朝起きたらリセット出来てるのが理想の毎日。 置き忘れたのか消滅したのか、でも確かに私の心にあった月の裏側にある声にきづくのです。 そして自然と涙がこぼれてその頃のえぐみを流してくれるようでした。 心の中心がほぅっと温かくなります。 ほとんどの作品に『雪』が出てきます。 雪の日に必ずまた読もう。 紙も手元に持ちたいと購入。 素晴らしい作品に出会えて感謝です。 **236ページ** もっとみる▼
  • (5.0) 存在意義
    みんなさん 投稿日:2024/1/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 「うみべのストーブ」試し読みの時から『この先はどうなるんだろう』と思っていました。 ストーブの優しさが沁みました。 ◆ 「雪子の夏」冒頭、ホラーかと思いましたが・・・雪子の気持ちにも千夏の気持ちにも共感できました。 ◆ 「きみが透明になる前に」夫婦のお話は泣けます・・・胸に迫るお話でした。 ◆ 「雪を抱く」共感してうなずいてくれるだけで、心の重荷が少し楽になりますよね・・・ ◆ 「海の底から」とても良い彼氏で、良い助言でした。 ◆ 「雪の街」私にもこの招待状が届くかも、と思った哀しくも素晴らしい作品でした。 ◆ 「たいせつなしごと」雨が続くと鬱々とするので、光って本当に大切と思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 心すくわれるような
    dodoさん 投稿日:2023/12/29
    すくわれるのは救うじゃなく掬うのほうで、日々のふとしたときによぎった事のある感情や考えをかたちにして見せられたような感覚に何度もとらわらた。おぼえはあるけどやり過ごしてきたことばかり。もしかしたら、家族友達やとなりのデスクの人も今日すれ違っ ただれかにも、こんな感情や考えが日々の泡のように浮かんでは消えているのかもと思った。この作品に共感する、心がざわつくひととなら、仲良くなれそうな気がする。 少し悲しく心痛い話がほとんどだけれど、非現実的な設定とほのぼのとした絵柄で、不思議なやさしさが満ちていた。口絵にも、登場人物たちのその後が元気そうでよかった、とホッとしたり。 もっとみる▼
  • (5.0) 静かに心が揺さぶられる
    Mihorockさん 投稿日:2024/2/5
    高野文子先生を彷彿とさせるような独特の描線と物語が魅力的。雪女の話も旦那さんが透明人間になる話もSFのショートショートのようにシュールなシチュエーションが登場するのに、描いている心象風景は繊細でいて生々しく、静かに読む者の感情が揺さぶられる もっとみる▼

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