他社さんかどこかで、無料で3巻ぐらいまでは読んだ事があったこのお話。出版社のクーポン期間でまた見かけて、この機会に1巻からじっくり読んでみたいな…と思いました。ただ12巻までのまとめ買いはやっぱり贅沢かな…と暫く悩みましたが、読了して…やっ
ぱり購入して良かった…と思った作品です。
読み始めて思いましたが、学生時代に初めて出会ったBL作品の様なノリとお話の展開に、キャーキャーして読んでいたあの頃を思い出してしまって、懐かしい思いに駆られました。…何より、巽先輩が…その当時ハマっていた小説の2次創作推し受けキャラにそっくりで、本当に…とても良かったです。眼鏡、さらさら長髪の男らしいキャラは、やっぱり月日が経っても変わらず推しだなぁと、当時の2次創作作家さんの作品を思い出しながら読んだりして、とても良い時間でした。(今はもう皆さんほとんどプロになられている…。) この歳からまたBL作品を読む様になって、あの当時ボカしていた下半身描写がこんなに綺麗に描かれている…とか、2次創作でしか見なかった様な濃厚な作品を見ると、はぁー…時代が変わったんだな…と、今は楽しんで色んな作品を読んでいますが、やはり原点というのか、このお話の様なノリ展開の作品に触れると、だから私はBL作品が好きになったんだよ…と、言いたくなる様な回帰させてくれる様な…そんな作品でした。
11巻。作者さまからのギフトの様な内容で…後輩森永くんの知らない一面が。だから巽先輩は、何だかんだ言っても逆らえないのか、と納得させて頂いたひと巻でした 12巻。ガラケーからスマホになって、作品の長さを感じました。(作品レビューも)こんな感じの2人をずっと見ていたいな、という思いと最後まで見届けたいな、とも思うそんな作品です。
追記…13巻。変わらない2人のやり取りに癒されます振り返ると”ヘタレ攻”という言葉を学んだのもこの作品でした。
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