電子コミック大賞2025
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作品内容

ルネ──お前の名はルネにしよう

クレール島の沖の岩礁にそびえる灯台で、
灯台守エヴァンは独り暮らしている。
ある嵐の夜、一艘の小舟が灯台へ漂着した。
小舟に乗っていたのは、瀕死のかもめの雛。
懸命に介抱したエヴァンだが、
翌朝にはかもめの姿が消え、代わりに
目にしたのは、翼を持つ小さな子どもだった!
『ルネ』と名づけられたその子は
人の形をしていながら人ではなく、
驚くほど成長が早い。
しかも、ルネとの出会いに呼応するように、
エヴァンの体にある変化が生じて……?

人に恋するかもめと孤独な灯台守の
邂逅が織りなす、奇跡の求愛譚が始まる──

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詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  2巻まで配信中!

  • 灯台守とかもめの子 1

    800pt/880円(税込)

    ルネ──お前の名はルネにしよう

    クレール島の沖の岩礁にそびえる灯台で、
    灯台守エヴァンは独り暮らしている。
    ある嵐の夜、一艘の小舟が灯台へ漂着した。
    小舟に乗っていたのは、瀕死のかもめの雛。
    懸命に介抱したエヴァンだが、
    翌朝にはかもめの姿が消え、代わりに
    目にしたのは、翼を持つ小さな子どもだった!
    『ルネ』と名づけられたその子は
    人の形をしていながら人ではなく、
    驚くほど成長が早い。
    しかも、ルネとの出会いに呼応するように、
    エヴァンの体にある変化が生じて……?

    人に恋するかもめと孤独な灯台守の
    邂逅が織りなす、奇跡の求愛譚が始まる──
  • 灯台守とかもめの子 2

    900pt/990円(税込)

    信じてみてもいいか?
    お前は俺の救世主だって

    クレール島の沖の岩礁にそびえる灯台で、
    かもめの翼を持つルネは
    灯台守エヴァンと暮らしている。
    嵐の夜に運命的な出会いを果たしてから、
    いつしかルネはエヴァンに「恋」をしていた。
    笑顔が見たい、抱きしめたい、キスがしたい──
    ある日、自身の恋心に気づいたルネは、
    エヴァンと恋人どうしになれたらもっと
    幸せになれると信じ、愛の告白を決意する。
    一方、エヴァンはルネの恋心を知りながら、
    過去にある「罪」を犯した己が幸せになっては
    いけないのだと、自らに言い聞かせていた……

    人に恋するかもめと孤独な灯台守が織りなす奇跡の求愛譚──
    愛し、愛される幸せを知る第二幕!

レビュー

灯台守とかもめの子のレビュー

平均評価:4.7 99件のレビューをみる

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高評価レビュー

BLの枠を超えた名作の予感
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ (2巻拝読後レビュー)
ルネがエヴァンへの恋心を自覚し、エヴァンが受け入れるまでの巻でした。1巻で吾妻先生が仰っていた通り、「恋愛」の巻です。と同時にルネとエヴァンの過去が少しずつ明かされ始めて、最後はやや不穏な雰囲気で以下次巻という・・・。相変わらずの確立された完璧な世界観と、その世界観を表すのに十分すぎるほどの描画力が素晴らしい一冊です。ルネとエヴァンの性的なシーンがありますが、いやらしさではなくアートのような美しさがありました。3巻発売は来年夏でしょうか・・・すでに待ちきれないっ。

(1巻拝読後レビュー)
「親愛なるジーンへ」シリーズで有名な、稀代のストーリーテラー・吾妻先生が描くファンタジーという事で、試し読み→即購入しました。
よく練られたストーリーと圧巻の描画力で、1巻にしてすでにBLの枠を超えているな!と思いました。

ある嵐の夜、灯台に辿り着いた小舟にいた死にかけのカモメの雛。
灯台守のエヴァンは雛を保護するが、一夜明けると雛は人型の子どもになっていた・・・という所から物語は始まります。
45日で成鳥になるカモメの雛のごとく、毎日凄まじいスピードで成長していく雛に、エヴァンは「ルネ」と名付け、親のように世話を焼いていくのですが、幼少期のルネの純粋さ・仕草や見た目の可愛さが想像以上で、読んでいてどんどん引き込まれました。
ワタワタしながらもルネを大事に育てるエヴァンも素敵。

紆余曲折を経て、翼を持つ鳥人間・ルネは島民にも受け入れられ、じょじょに世界を広げていくのですが、ルネの身体的な成長とともにエヴァンの見た目はどんどん若返っていき、物語のラストでは、老人だったエヴァンの見た目はついに青年のように・・・というところで1巻はおしまい。

1巻ではエヴァンとルネの間にBL要素は皆無ですが、おそらくエヴァンは過去に良い仲だったor密かに好きだった男性がいたのかな?と思わせる描写はあります。
あと、エヴァンの見た目が若返っていっているのは、ルネの成長にエヴァンの命が使われているからなのか?とも思ったり。。
カップルとして結ばれるエンドを必ずしも描かない吾妻先生なので、ひょっとしたら結ばれないラストもあり得るな〜と思いつつ、ハッピーエンドに期待して2巻以降を待ちます。

迷っている方は、是非とも買ってみてほしい!
きっと後悔はしません。
いいね
33件
2024年8月11日
吾妻先生の漫画のうまさに嘆息…の巻!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ これまでも吾妻先生のふり幅の広さには驚かされてきたけれど、今回はまた、これまでとは全く違う味わいの海を舞台にしたファンタジーもの。これが、吾妻先生ならではの、細部にまでこだわった、吾妻先生らしい緻密なプロットが敷き詰められていることを感じさせつつ、躍動感にあふれ、この先の展開がどうなるのか胸がときめいて仕方のない素晴らしさ。

登場するのは灯台守の白髪の老人、エヴァン。
一緒に生活している猫バトー以外は、月に1回、村人が訪れるだけ、という孤独な生活を長年送ってきた彼の下に、漂流船に乗ってきたかもめの雛。

そのかもめの雛が翌日には、背中に羽を背負った人間の子どもとなって、エヴァンの生活は一変。
やがて、エヴァンはその子を「ルネ」と名付け、彼自身の生活が彩豊かになっていくが、ルネが急成長を遂げる中、エヴァンはなぜか次第に若返っていく…。

凄いな、と思うのは、もう映画のフィルムが回っているような構図の取り方、コマ割り。モノローグに頼らなくても分かる感情の変化が分かる絵の描写。でも、ちゃんと漫画であることを意識した、頁をめくった後に来るオチや笑いが来る展開。

そういった確かな技術に裏打ちされた作品だけあって、吾妻先生初のファンタジーなのでは、と思いつつ、全くあぶなげない展開が素晴らしい。ルネを受け入れる優しい世界にも違和感がなく、思う存分、作品世界に浸ることができる。

読んでいる自分の年齢が、エヴァンの方に近いからだろうか、初めての育児に翻弄されながらも、守らなければならない存在ができたことの使命感、庇護欲、高揚感を感じて、活き活きする姿が、自分が育児に翻弄された日々を思い起こさせ、彼の活気を取り戻していく表情に読んでいるこちらの気持ちも高揚する。ルネも愛らしい子供時代から青年となるまでが1巻に描かれていて、1巻の中での2人の変化が、何度読んでも面白い。

某サイトのインタビューによると、全部で4巻くらいになる予定とか。まだ回収されていない伏線もあって先が楽しみで仕方ない。今は親子愛から仲間愛、へ変化している感じなんですが、吾妻先生は2巻からBのLにする予定だとか。
個人的にかもめ攻めという新ジャンルを吾妻先生が作ってくれる展開に1票!
*左右は…納得でした。でも、続きめっちゃ気になるやん。待つけどハピエン希望です!
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61件
2024年8月11日
素晴らしき画力が支えるファンタジー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 特筆すべきは作画の素晴らしさ。

リアルにバランスのとれた肢体、感情が顕わになる表情、髪の毛や羽などもしっかり多くの線で描かれているのに、輪郭が太くメリハリがあるのでゴチャゴチャしてない。
そして異国情緒あふれる細かい背景。
すごく丁寧でコスティな作画だと思います。
作者様ご本人もあとがきで「連載開始後に背景の大変さに気付いた」と仰っていますが、手を抜くことなく愛情を持って描かれたのだろうなと伝わります。
鳥や猫などの動物もめちゃくちゃリアルで図鑑レベル。

そして何より、日に日に成長していくカモメのルネ、逆に徐々に若返っていくエヴァン。
幼少期からいきなり青年になるわけじゃなく、本当に日々大きくなっていくのですが、その成長があまりに自然。
エヴァンの若返りも、うっかりしてると気付かないくらい少しずつ非情に自然に変化してる。だってどう見ても本人でしかないんだもの。
この書き分け(?分け、じゃないけど何て言えば良いのか分からん)がものすごいテクニックだと思いました。
そんでもって小さい頃のルネの可愛さといったら…!もう!
可愛いし元気だし明るいし純粋だし、癒される~~!
身体の成長にまだ心が追い付いていない時期も、無邪気な感じがすっごく可愛い!!

もちろんストーリーも、ものすごく引き込まれました。
現在2巻までですが、何やらエヴァンの過去や島そのものに秘密がありそうな匂わせ。
あとがきに、「1巻は身体の成長編、2巻は精神の成長と恋愛編、3巻は真実編、4巻で完結」のご予定だと書かれていました。
次巻で秘密が明かされるなんて、嬉しすぎる。めちゃくちゃ楽しみです。

1巻、2巻とも総ページ数 230ですが
絵もセリフも濃密なので、読みごたえがすごいです。300ページくらい読んだ気分。
あ、受け攻めが予想と逆だったんだけど、こればっかりは仕方ない…!

そういえば1巻の1ページ目から何やら伏線めいた描写があったことを思い出し、
戻って見てたらまた最初から全部読み返したくなりました。
うぅっ、ルネ可愛い…。
何度でもリピート出来そうです!
いいね
5件
2025年11月11日
全人類に読んでほしい神作品!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子コミック大賞特集で知り、立ち読みしたら唯一無二の世界観に惹き込まれ、先が気になり即座に購入しました。

購入したのが夜中だったので1巻だけのつもりで読み始めたら、あまりの面白さに止まらなくなり、2巻まで読み終えたら予想の100倍素晴らしい作品すぎて、しばらく興奮して眠れませんでした。

灯台守が助けたカモメの雛が人化する(人化した姿がものすごく可愛い!)という設定だけでも面白くてワクワクするのに、そのカモメと暮らすうちに灯台守がどんどん若返っていき、成長したカモメの子ルネと若返った灯台守エヴァンが恋仲になるとか、吾妻先生が天才すぎて胸がキュンキュン苦しいです。

吾妻先生の優しいタッチの可愛らしく美しい画も、この物語のファンタジー世界にぴったりで魅力的です。

しっかりラブシーンも描かれているのに生々しさは皆無で、ルネの羽に包まれて眠るエヴァンの姿には宗教画的な神々しさまで感じます。

ルネがなぜエヴァンのところにやって来たのかは、エヴァンの過去が明らかになったら分かるんだろうなとぼんやり予想していたのですが、その前に2人の姿が消えてしまい、いつの間にか物語の時代がかなり進んでしまっているところで2巻を終えます。

どういう展開なのか予想だにつかず、2人はどこかへ行ってしまったのか、それとも灯台にいるけれども村人たちに見えない理由があるのか、もう気になって気になって読了後はずっと2人のことばかり考えています。

私はBL作品を読み始めてまだ10ヶ月程ですが、今まで自分には無縁だと思っていたBLの世界に足を踏み入れなければ、この作品とも出会っていなかった訳で、こんな素晴らしい作品を創り上げて下さる吾妻先生に感謝すると共に、つくづくBL漫画を読むようになった自分のことも褒めてあげたいです。

それくらい、出会えた良かったと心から思える素晴らしい作品なのです。

BL好きな方にはもちろん、BL初心者の方にも、いや全人類に胸を張ってオススメしたい神作品です!
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10件
2025年10月7日
吾妻先生、また別次元の傑作。**2巻追記
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻、序章です。まだまだ謎が多く、ここから先の物語も全く想像がつかない。でも序章でこの吸引力。……凄い……!
吾妻先生の新刊、首を長くして待っていました。私は先生の既刊、「親愛なるジーンへ」のシリーズも「桜田先輩改造計画」シリーズもめちゃくちゃ好きで、今作品はこの対極に位置する作品達のどちら寄りなのかとワクワクしながら読んでみれば、既刊の作品とはまた別次元に鎮座する見事な作品でした。明るさと可愛さとミステリアスの共存したファンタジー。吾妻先生の引き出しの多さに思わず平伏す丑の刻……本当、吾妻先生の脳内どうなってるのか覗いてみたい。

1巻現在、BLなシーンはほぼありません。でもあとがきによると2巻は恋愛編、「BL漫画なので。忘れてませんよ」とのお言葉。私のポンコツBL脳では、現段階では左右も分からんのですが、野暮な想像はやめて続きを全力正座全裸待機(真顔)で待ちたいと思います。

【**2巻追記】
待ちに待った2巻、恋愛編…!謎多きファンタジー過ぎて忘れかけてたけど、2巻はしっかりBLでした🖤幼く可愛いかったルネが身体的にも精神的にも成長して、こんなに素敵なイケメンになるなんて…!!左右はそっちね!?!?…大好物な展開やんか……。
2人が結ばれて幸せな余韻で読み終わる……かと思ったら新たな謎が。。?………まためちゃめちゃ気になるところで終わるのね吾妻センセ……_| ̄|○
あとがきによると全4巻の構想だそうです。次回が真実編と…。2巻配信直後だけどもう続きが欲しくて戦慄いています))))))3巻、戦慄きながらお待ちしてますね…‼︎⁇!))))))
いいね
43件
2024年8月11日

最新のレビュー

表現力と独自なストーリー!
物語の緩急と、独特の世界観。作者様は手練れですね。あっという間に読んで、また何度も読み返してしまいました。早く続き読みたい。
いいね
0件
2025年11月16日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

壮大ファンタジー開幕
分析:さーちゃん(シーモアスタッフ)
灯台守のエヴァンのもとに流れ着いたかもめのルネ。人の姿になり瞬く間に成長するルネと、日に日に若返っていくエヴァン。元気な子どもとイケオジだったはずが、1巻ラストではまさかの展開に!さらにエヴァンの悪夢は何を意味しているのか…吾妻香夜先生が送る、謎多き骨太ファンタジーから目が離せません!

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