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世界が終わるまできみと

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本作品は諸般の事情により「2022年5月24日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

中学2年生の速水有理は、父親と弟と3人で暮らしていた。やがて3人は父の友人・高宮の家に身を寄せることになるが、そこには有理と同じ歳の玲人という息子がいた。次第に親しくなり、恋に落ちる2人だったが……。玲人との突然の別れと父の失踪から5年後。大学生になった有理は弟の学と2人で慎ましやかな生活を送っていた。そんなある日、玲人と再会するが――。

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作品ラインナップ 

  • 世界が終わるまできみと
    中学2年生の速水有理は、父親と弟と3人で暮らしていた。やがて3人は父の友人・高宮の家に身を寄せることになるが、そこには有理と同じ歳の玲人という息子がいた。次第に親しくなり、恋に落ちる2人だったが……。玲人との突然の別れと父の失踪から5年後。大学生になった有理は弟の学と2人で慎ましやかな生活を送っていた。そんなある日、玲人と再会するが――。

レビュー

世界が終わるまできみとのレビュー

平均評価:4.0 4件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 支えの在り処
    Umihaさん 投稿日:2022/5/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 メインは同い年の少年二人なんですが、2人を取り巻く大人の感情の複雑さが、行間に詰め込まれているように感じて、読んでいて色んな人の気持ちに思い馳せながらとても苦しくなりました。 死は一つの世界の消滅で、人は簡単に歪んでしまうものだよな。と、大人を庇うのは違うかもしれませんが子供達より大人の苦しさに呑み込まれてしまいました。 大人のそういう感情の生々しさに対比するように、少年二人はただただお互いを想いやる姿が切なくて苦しかった。 目端の効く男の子が卑猥な発言で相手を翻弄させる会話は読んでてとても楽しかった! 駆け引きというか、言葉遊びというか、そういうムズムズするやり取りが良かった 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) まるでおとぎ話のような世界観
    美都んさん 投稿日:2018/4/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 杉原さんの文体は好き嫌いが分かれると聞いた事がありますが、私は大好きです。特にこの作品は繊細な言葉選びやどこか浮世離れしたファンタジックな世界観が持ち味の杉原さんらしい作品であり大満足な一冊です。2人があまりに王子すぎておとぎ話寄りな雰囲気ではありますが、内容はもの凄く重いです。葛藤と確執の末、破滅への道を辿った父親達とそんな父親達に振り回され引き裂かれながらも中学生の時に交わした約束を、想いをただ守りたい息子達。この残酷な現実が覆ることはもう無いのではと思えてしまう程の切ないストーリーですが、攻めの深い愛情に救われました。「自分の心の中に暗い闇があったとしてもその闇からも君を守ってみせるよ」これまでの罪も後悔も全てを洗い流してしまう程の攻めの深い言葉に泣けました。 続きを読む▼
  • (3.0) 暗闇に光さす
    うにさん 投稿日:2020/2/2
    【このレビューはネタバレを含みます】 うーーーん。今後彼らはどうなるのか?暗闇に光が射し込んできたところで終わってしまうのでなんだか消化不良気味です。登場する大人たちがお手本になるような良い人間ではなく、特に攻めの叔父の意地悪さにイライラしてしまいました。いちいち傷つけるような言い回しをして受けの前にしつこく現れる底意地の悪さにイライラMAX。ラブ度がかなり低めです。 続きを読む▼
  • (3.0) 背景がドロドロ
    もしもしさん 投稿日:2019/11/8
    父親たちがよくわからん。特に受けの父・・・子どもたちは両方ともけなげだね。

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