マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 講談社 モーニング・ツー つらつらわらじつらつらわらじ(1)
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
青年マンガ
つらつらわらじ(1)
5巻完結

つらつらわらじ(1)

720pt/792円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

時は寛政、江戸も半ばを過ぎた頃、「備前蜂」の紋を掲げた岡山藩熊田家藩主・治隆(はるたか)は、家臣と人足たち数百人を引き連れて、参勤の旅に出た。行列には、治隆を疎んじる幕府老中・松平定信(まつだいら・さだのぶ)の密偵も紛れ込む。江戸までの道のりは、その距離以上に長く、波乱で満ちていた。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!

レビュー

つらつらわらじのレビュー

平均評価:3.6 14件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

こういうマンガが読みたかったんだ!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ と心から思った。おそらく2023年に読んだ中で一番気に入った本になるだろう(今日は12/15)。なぜ今までオノ・ナツメを知らなかったのだろうか。
間違いなくすごく良い作品なのだが、あまり江戸時代に興味がない方にはとっつきにくいかもしれない。時代劇とか落語の世界が描く「江戸時代」とは一線を画する、史料・資料に根差した内容になっている。お殿様の名前(呼び方)なんか「マンガでそこまでこだわる?」と思うほどややこしい。多分、熊田家のモデルは池田家だろうと思うし、御公儀御庭番の家筋に、漢字は違うがクラチ・コサカ・カワムラは実在する。デフォルメの強いかわいい絵(でも上手い)とは裏腹に身の詰まった味わいの深さ。江戸時代好きにこそ読んで欲しい。
登場人物は多いし、道中それぞれの物語が進んでゆくのだが、個人的にはこの物語の主役は(殿は別格として)三郎左だと思っている。「私も 富士の山を見て過ごしとうございます」は本当に泣けた。彼は今でも、おそらく一生、恋し続けるのだ。
いいね
1件
2023年12月15日
多くの方に読んでいただきたい逸品です…
他の方がレビューに書かれているように、こちらを物語にぐいぐい引っ張るような、分かりやすい物語構成ではないかもしれません。ので、読み手を選ぶお話だと思います。
ですが、ほんの少しお時間を割けるのならば、間違いなく、今までみたことのない物語を味わえます…まったりゆっくりじっくり味わえます…
もし。オノナツメさんの作品が好きならば、江戸時代ものに惹かれるなら、参勤交代を血の通った物語で学びたいなら…、全身全霊でお薦めしたいところです<(_ _*)>
読み進むうちに、人物の見分けもつきますし、何より、殿の、御家老衆の、小姓頭の、お庭番衆の…、たくさんの人の想いがざわざわと伝わってきて、まさに一筋縄ではいかない参勤交代となります。
本当に。一人でも多くの方に読んでいただきたい逸品だと思います。
あ。誉めすぎですか?(((((゜゜;)
いや、評価があまりに低いので、つい声高になってしまいましたが…。
…この物語を、誰かと分かち合いたいものです(^-^)
いいね
5件
2018年1月9日
長旅じゃ、じっくり読もう。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 一見雑で手抜きな平べったい絵に見えるけど、目線やコマ割りで語る圧倒の臨場感。大集団から各キャラの個性が浮き出る緻密なストーリー。
で、何と言っても殿!ほぼ全編片目に溢れるカリスマ!惚れた。

ところで大名の参勤道中って、東海道53次とかとは全然違うのな。
ずっと前から旅程も宿場もがっちり決まっている。で予定通りに進行させるための時間管理やルート変更。先に宿場に着いて本陣の用意をするチーム。予定外に他集団とすれ違う場合の慌てぶりと緊張。故郷留守宅や江戸屋敷への毎日の報告。馬専用渡し船。大名の駕篭かきの料金表。他いっぱい知らん事ばかりだった。
いいね
1件
2020年4月19日
明確な起承転結を好む人には向かない話。
私はすごく面白かったのだけど、レビュー評価が低いみたいで残念。
熊田藩のゆく末や越中守様のゆく末がこうなりましたと明確に描かれてなかったのが意味わからんと思われて低評価なのだろうと思いますが、
私としてはさてこれからどうなるや?で終わったのも楽しく思います。
サブタイトルの通りに参勤の道中の絵巻と思えば、その後の顛末はこの作品の中に納められずとも納得です。

オノ先生の描く人物像を楽しむのが好きな方には楽しめるかと。
事件と解決を求める方には不向きかと。
いいね
2件
2019年11月15日
懐手でアゴをさするギョロ目の殿がいいわぁ
まず、殿が渋くてかっこいいんだよなぁ、懐手してアゴのあたりをさすってるポーズ、これはもう往年の銀幕のスターの姿そのものって感じ。参勤の旅で成長していく二人の若者(家老と間者)、この二人もすごくいい! 絵で熱く語りセリフは深くて重い、さすがオノ・ナツメ! あとね、あのお馬が好きだわ、名前は百楽、面構えの良さも目つきの悪さも最高でしたわ。
いいね
2件
2024年6月7日

最新のレビュー

殿様がイケメンに見えてくる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ いつものほれぼれするイケメンとかでなく、丸っこいむっくりした簡素な絵柄の時代劇漫画。
まるっこくていかつい無口な殿様が参勤交代で江戸を目指すお話。
殿様が暴れ馬を懐かせたリ、イキなはからいをしたり、ねっとりした愛憎劇とか、目を奪う戦闘シーンはなくてずっとほのぼのしてる感じなんですけど、でも、読んでしまう。
けっこうさくさく新刊が出て、最後まで読めました。
この作者さん、こういう絵柄のこういう話も描くんだなあ、と感慨深かったです。
メディア化とかは実写でも特に見栄えのする事件が無いので難しいかなあ、とは思いますがでもほっこりくる良作です。
いいね
0件
2025年5月2日

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ