レビューがことごとくギャグだギャグだ、て言うので、永井三郎さんみたいなギャグを想像してたんですけど、ラブコメって感じで可愛かったです。私はこれくらいならギャグよりはラブリーにカテゴライズしてしまうけど、人によってはギャグだと思うのかな〜?
漫画家デビューした漫画大好きな童貞が仕事(連載)の為に隣人を巻き込み、文字通り「体を張って」原稿を描く話。個人的にはとても偉いと思うし、プロ意識という点ではすごく真面目なんですね。隣人の攻めは真面目そうな顔してすぐぼっ起するし、流されやすいしで、めっちゃ笑う。多分、そこが好悪の別れ道なんですが、受けに流されてほだされてしまう攻めを笑って済ませられるかどうかです。そういうの無理かな〜て思う人はやめときましょう。ウケる〜wwwて笑ってしまう人は楽しく読めます!
最後はほっこりハピエンだけど、直接的な描写がないので「行間を読む」ということに慣れていない人は納得いかないかもしれません。私は、これくらいの方が爽やかで妄想の余地もあるし、ウィットが利いてて好きです。それに、最後で尺取ったら途中が中途半端になってただろうから、限られたページ数の中で、作者さんの選択肢としては最善最良策ですよ。尺は編集さんが頑張って増やすべきですね!
あと、間違えて「巻」ではなく「話」の方を買ってしまったら、まー読みにくい読みにくい!画面酔いして吐きそうだったのでした。皆さんも気をつけて!というか、「話」の方は読みにくいから正直売らないでほしいくらいだわ〜。
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