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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 白泉社 花とゆめ 甲子園の空に笑え!甲子園の空に笑え! 1巻
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少女マンガ
甲子園の空に笑え! 1巻
1巻完結

甲子園の空に笑え! 1巻

627pt/689円(税込)

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作品内容

女監督率いる弱小野球部が甲子園へ。気のいい弱小野球部の新感覚スポーツドラマの表題作ほか、『ゲートボール殺人事件』を含む2編を収録。

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レビュー

甲子園の空に笑え!のレビュー

平均評価:4.9 22件のレビューをみる

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高評価レビュー

漫画っていいなぁとしみじみ感じる穏やかさ
スポーツ物3本立て。ほのぼのとしてフワッとして、スポ根の臭み抜き、生真面目路線無縁の脱力感がユニーク。絵柄が優しい線で、硬派男子が居たとしても、優男ビジュアルのほうが男性キャラは主柱。

「甲子園の空に笑え!」(1984年)
ニコニコしながら読めて楽しい。この種の話にありがちな奇跡の勝利連発だが、もとより悲壮感無しのあっけらかんとした部活物。監督を任された主人公と、高校球児、強豪校の監督の野球との関わりかたに、どこかおかしみがある。

「ゲートボール殺人事件」(1985年)
猪鹿町の町内でゲートボールに興じるメンバー、やーさん抗争や薬物密売、組長の変死、物騒な展開のはずがどこかおっとり平和な中で、みんなが事件解明を進めていく。ゲートボールというのがまず珍しく、そのルール私には難解。それでもルール概説を経てストーリーを楽しめる。今の時勢その存在への礼賛は困難だが、制作当時は 自由だったからか、対立するヤーサン同士双方共に、少女漫画のイケメンビジュアルである。

「銀のロマンティック・・・わはは」(1986年)
冒頭に「銀色に透明な真のロマンティック・スケート」とあるのは、山岸凉子先生の名作バレエ漫画「アラベスク」へのオマージュではないか!!。
フィギュアスケートのペアの、彗星のような短い光の時期の活動には、「甲子園の空に笑え!」と同様出来過ぎ出世がある。しかし競技人生は哀感漂い始めて異なる方向へ。
時代の移り変わりにも、想いを馳せてしまった。現在のロシアやウクライナ等を連邦国家の構成国としていたソ連とかソビエトの名、衛星国東ドイツの国名と、フィギュアスケートをTV観戦すると昔よく耳にしていた「コンパルソリー」の語が踊る。少女漫画の優美なルックスと、笑い誘う川原先生ワールドが、漫画ならではの流れに乗っている。優勝メダルの場面は、丁度現在開会中のオリンピックを思わせタイムリー。孫悟空みたいなフィギュアスケート、の表現には笑ってしまった。絵から合点は行く。
MHK杯のエキシビションのエピソードが可笑しかった。
お笑いスケーターというのも笑った。
4回転云々は笑いとかなしみでなんとも言えない想いにさせられた。

まとまって川原泉先生作品を読んだことがなく、念願の初読み。かわいらしい話作りで、しかも川原ワールドが居心地良かった。特有の非現実を受け入れられない人には、読めない作風。
4.5~4 .8位の気持ちで。
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7件
2021年8月8日
「銀のロマンティック…わはは」が好き
収録作は「甲子園の空に笑え!」「ゲートボール殺人事件」「銀のロマンティック…わはは」
何年かに一度は川原先生の作品を読みたくなってしまう。先生の作品は文字が多く文庫版だと小さいので、電子書籍は大きくできて読みやすいのがいいですね。これで目次で読みたい作品に移動できる様になるといいですね。
「甲子園の空に笑え!」は優しくほんわかした野球マンガ。みんな楽しいといいねに言葉に集約されている。何故か読んだ後に泣き笑いました。
「ゲートボール殺人事件」は1ページ目のゲートボールの歌がすごいんですよ。最初のとんだこと3連発が大好きです。
「銀のロマンティック…わはは」、わははが泣ける。読んだ後に毎回泣いてしまう。
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0件
2024年10月12日
奥が深い
ブレーメンまでの単行本は捨てずに全て実家に置いてきてますが、無性に読みたくなり購入。
子供の頃は、ただ良い話と思っていた「銀の…」、大人になって読んでみたら、結末も覚えてるのに涙が溢れて止まらなくなりました。「フロイト1/2」も今読んだら多分そうなる気がします。改めてカーラ教授作品の深さに脱帽してしまいました。実家に帰って在庫全て読み返したい気分です。
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1件
2019年9月28日
スポーツ物⚾
成り行きから田舎の高校の野球部監督に推薦された女性生物教師が、甲子園を目指す話です。
全くの無名校であり、小さな学校で資金ぶりも厳しいチームがほとんど運で上っていくのが面白いです😊
この話が続編の『メイプル戦記』につながるのであわせて読むのがオススメです。

他2編のゲートボールとフィギュアスケートを題材にした漫画も作者らしさがあって笑えます。
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2件
2013年12月22日
名作としか言い様のない作品
前半は高校野球、後半はフィギュアスケートの話です。小さな一枠が伏線だったり、リアルでもこうだったら面白いのにというような視点で描かれていたりと最後まで一気読みしました。

ギャグ、コメディ、シリアス、ほんのり恋愛要素も織り込んで最後は感動させられる。川原先生の作品は読み込む価値のある話ばかりです。久々に読みましたが、秀作に時代は関係ないんですね。
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0件
2022年11月12日

最新のレビュー

『銀のロマンティック…わはは』が最高
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最高なのに、表題でもなく作品内容文にも入れてもらっていない……昔読んだことがあって探している方、川原泉のフィギュアスケート漫画『銀のロマンティック…わはは』はここに収録されていますよ!
少年と少女の挫折と努力と銀色に輝きいつまでも消えない記憶……著者独特のシニカルさコミカルさと素直な部分がちょうどいい感じにまとまっている傑作です。飼い犬ポチの忠誠にも涙。
6点満点制だった時代のフィギュアスケート、伊藤みどり選手のキレと高さのあるトリプルアクセル、明るい演技が大好きでした。一方、テレビの解説アナウンサーとかが「スタイルが〜」「もっと色気が〜」ってぐちぐち言ってたり、「芸術性が〜」ってしたり顔で言っててムカついていました。「芸術性は色恋や色気だけじゃないし、同じ日本人なんだから良いとこ応援せんかい!」って。
そんなフラストレーションを全部晴らしてくれたこの作品。
色気とかとは違う芸術性と高い技術力で世界と正々堂々と勝負する……いや、勝負と言うにはふさわしくないかもしれない、純粋な挑戦。そうなんだよ、スポーツってこうあってほしいんだ。
現実との差でも涙を誘われるこの作品は、とても美しいと思います。
〜〜〜〜〜
表題作は野球漫画、これも良いです。後年、同主人公のプロ野球漫画『メイプル戦記』も描かれていますが、こちらの余韻が私は好き。
もひとつ同録に『ゲートボール殺人事件』。これはゲートボールチームと極道との絡む、殺人事件コメディー。しかし、実際にゲートボールでの高齢者の暴力的諍いが多かったっていうのが恐ろしいですよねぇ〜……廃れて良かった。
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4件
2025年4月7日

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