東京喰種を読んだことのある人はもちろん、プロローグ的な感じでこれを読んでから本編に入っても楽しめそうだと思いました。お値段から想像して、あっという間に読めちゃうんだろうなと思いながら読んでいたら、「あれ、まだある、まだある」と気付けば300
ページ以上あって、単行本1冊以上の読み応えがありました。東京喰種を読んだのは随分前なので、細かいことは忘れてしまっていますが、切なさというかやるせなさというか、何とも言えない感情がこの作品を読んで湧き上がってきて、本編を読んだ時の気持ちを思い出しました。あと、軽いタッチで描かれていていますが、線がシンプルなだけに描き手の上手さが伝わってきます。私は東京喰種の1〜3巻辺りのごく初期の絵柄が好きなのですが、今回のようなサラッと描いた感じの絵も素敵だなと思いました。タテ読みにしても良さそうですね。
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