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虹色村のチロリ 1巻
1巻完結

虹色村のチロリ 1巻

619pt/680円(税込)

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作品内容

虹色村でマッシュルーム農家を営むチロリは困っているものを見ると放っておけない優しい性格。今日も他人のために奔走するチロリに、幼馴染みのアキラは憎まれ口を叩きながらも陰でそっと見守っていた。しかし虹色村は大規模開発の危機にさらされていた。自然と共に慎ましく生きるチロリと開発計画に携わるアキラ。ふたりの想いと虹色村の行く末は……!?

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  • 虹色村のチロリ 1巻

    619pt/680円(税込)

    虹色村でマッシュルーム農家を営むチロリは困っているものを見ると放っておけない優しい性格。今日も他人のために奔走するチロリに、幼馴染みのアキラは憎まれ口を叩きながらも陰でそっと見守っていた。しかし虹色村は大規模開発の危機にさらされていた。自然と共に慎ましく生きるチロリと開発計画に携わるアキラ。ふたりの想いと虹色村の行く末は……!?

レビュー

虹色村のチロリのレビュー

平均評価:4.6 48件のレビューをみる

最新のレビュー

高評価レビュー

  • (5.0) ほのぼのストーリー
    soramameさん 投稿日:2022/6/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 ARUKU先生の他作品で胸が潰れるような思いをしてきましたが、こちらはとてもほのぼのとしていて平和でした。期待とは違いましたがこれはこれで良かったです。 先生お得意のファンタジー感もあり、舞台の虹色村も地球化された地球ではない星ですし、不思議なことの起こる村です。 虹色村でマッシュルーム農家をしているチロリと、チロリが好きな金持ちのアキラ。 チロリは虹色村で慎ましく生活していて、困っている人を見過ごせないお人好し。かたやアキラは都市部の市長のドラ息子で、チロリとは幼馴染み。何かとチロリに突っかかっては意地悪を言ってくる。しかしそれは好意の裏返しという小学生のような態度のアキラ。 アキラの片想いは果たして実るのか!?という内容ですが、ほのぼのとしていて恋愛要素よりもファンタジーな要素が大きいかも。 虹色村に開発計画が出て、それを無理にでも進めようとする市長(アキラの父親)の呪いのような気持ちも、アキラだからこそ理解できて本意がわかったんだなぁ。 アキラの恋はまだ走り出したばかりですが、前より距離は近そうです。 アキラもチロリに優しくしてあげられるように頑張って! 続きを読む▼
  • (5.0) ARUKUさんの原点
    あだ子さん 投稿日:2020/10/26
    ARUKUさん大好きですので、ベタ褒めでもゆるされよ。 商業で出されている作品は全て持ってます。現在のARUKUさんの絵柄、進化し続けていますが、そのストーリーの素晴らしさは今も昔(そんな昔ではないけど)も変わりなく、全てのものに注がれる 愛が描かれています。弱いものや異形のもの、社会から顧みられない者たちにも命や魂があること、チロリの優しさ強さは、ARUKUさんの心そのものなのではないかなと思えてくる物語の数々です。BL要素は少ないかもしれませんが、チロリを好きで好きでたまらないアキラと、チロリの父ジーンを好きだったのに言い出せず、ずっと後悔し続けているアキラの父タロウの悲しい想い。ほのぼのとしたストーリー展開に見せかけて、けして帰らね過去の恋物語を悲しく美しく描き出しています。ジーンはタロウの思いに気付いていたのかな?その後のARUKUさんの作品のエッセンスが散りばめられたような珠玉のファンタジーです。 もっとみる▼
  • (5.0) 優しくて不思議なファンタジー世界
    MWさん 投稿日:2021/8/28
    ARUKU先生の優しくて不思議なファンタジー世界の作品。BL枠だけど描写は妄想だけでまだ発展途上です。虹色村でマッシュルーム農家を営むチロリ。豚のボブとめんどり2羽とオンボロトラックに家と畑、それが財産全てで、いつも他人の面倒をみてばかりい るお人好し。そんなチロリが好きな幼なじみで市長のドラ息子のアキラ。意地悪ばかり言うジャイアンとスネ夫を混ぜたような性格だけど、チロリの周りをウロウロしてピンチの時は助けたりすることもある。そんなチロリとアキラが虹色村で不思議なものに囲まれた日々を過ごす中、虹色村の開発計画が持ち上がって、、、というお話。 ARUKU先生の優しいファンタジー世界を楽しめますが、いつもの道を歩いていたら突然底のない穴に堕ちるような闇を、恋焦がれて惑星ひとつを滅ぼしてしまいそうな熱情をARUKUワールドに毎回期待してしまう私には少し物足りなかったので星4.5です。 もっとみる▼
  • (5.0) この世界を愛すること
    ムラさん 投稿日:2022/4/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 虹色村に住むチロリは人だけではなく植物や人ならぬもの等、生きる全てに平等に愛を注ぐ優しい青年。自分が誰かの寂しさや辛さを見たり聞いたりするのが辛いから手を差し伸べる、と言うけどそれが出来るのは根底に強さがあるから。そんなチロリをいつもバカ呼ばわりする幼馴染のアキラは、長年の片思いを隠して日々見守っているのが可愛い。2人の関係に甘さはないけれど、ここぞという時に必ずアキラがチロリの助けになってていつかこの愛がチロリに届くと良いなと応援したくなりました。チロリが初めに見てたこの世界は少し寂しいものを感じたけど、関わるものからの贈り物で少しずつ見え方が変わっていき、いつの間にか愛おしいものになってゆくのもARUKU先生ならではの構成だなと感動。平和や豊かさ、幸せってなんだろうねって考えてしまった。 続きを読む▼
  • (5.0) 素敵なファンタジー
    salmonさん 投稿日:2020/12/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 「雨ニモマケズ」の主人公みたいなチロリ、虹色村で面倒事を一手に引き受けて貧しくとも清らかな生活を送っています。ARUKU先生の描かれる聖女キャラが大好きですが、今回も素晴らしかったです。チロリと不思議な生き物達との関わりなど、読んでいると浄化されるような感覚で、ずっと読んでいたくなります。BLか?と問われると、まだまだアキラの一方通行でもう少し進展してもらいたかったです。巨人のこともあるし、短編でもいいので続きが読みたいですが、よい未来しか想像がつかないのでこのまま余韻に浸るのもいいのかな。ARUKU先生が絵本や児童文学を手がけられたらすごい作品になるだろうなって思います。BLで読めることに幸せを感じます。2011年3月 総212ページ 修正=見えない構図(全てアキラの幻覚や夢です)。 続きを読む▼

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