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BLコミック
爪先に光路図
1巻完結

爪先に光路図

600pt/660円(税込)

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作品内容

大学生の岩井は、ある日、菌類学者の助手のバイトを紹介される。訪れた先で待っていたのは、室田という気難しそうな男だった。最初は不安を感じていた岩井だったが、室田の教えてくれる未知の世界に触れたり、生活能力のない室田の世話を焼いたりする毎日は、楽しいものだった。そんな時間の中、岩井は次第に室田に心惹かれていき……

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

爪先に光路図のレビュー

平均評価:4.7 105件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 雰囲気が素敵
    RoxyKittyさん 投稿日:2023/11/24
    学生が大学内で助手のアルバイトするという極現実的なお話しですが、この彼らはそんな日常に自分達の世界を作り、読者を引き込んでくれます。森の中にサンプル採集に行くとか、別に何も特別な事が起こるわけでもないのですが醸し出されている趣はファンタジー のような不思議な感じです。そしてそんな中での2人の小さな恋の物語も何だかふあっとした印象を受けます。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) しばらく浸っていたい世界
    ベグさん 投稿日:2021/7/5
    先日のレーベルクーポン一覧で目に留まった作品です。フォローさんもレビューされていて、読むのが楽しみでした。期待を裏切らない、好みど真ん中の作品でした。 背景画が特に美しくて、木々がしっとりと雨に濡れた後に、淡く発光するような静かな生命力を 感じます。絵だけでなく、個人的に、選ばれた単語と文節と文脈の繋がりが胸に残る美しさで、とても読み心地がよかったです。 目には捉えきれないほど壮大な菌床が足元に広がっているのかと思うとロマンを感じるし、菌床をレースに例えるところはとてもロマンチックです。蔓延る恋心と消したい恋心を菌床で表現するなんて…ため息。 描き下ろし番外編の、先輩が目撃してしまった指から唇への流れ。目には見えないはずの身の内まで垣間見えて、ちりちりと残ってしまった痛みを「残灯」としたのが、また素晴らしくて。いちいち言葉萌えしてしまいます。 他、短編が2話入っていて、それぞれに書下ろしの番外編があります。男子高校生のお話、「さかなの体温」もとても好きでした。この不思議で美しい世界に入り込み、できることなら、私もその魚を見て触れてみたいという欲が出てきます。 続く「八月、夏の底」は、ほんのりとした切なさと、やわらかい温もりを感じられて、心地よかったです。泥だらけのこうを優しく撫でる春彦の手がおじいちゃんの手になるところで、ちょっと胸が詰まります。宝物をあげたいくらいうれしかった優しい手。まさしく「手当て」だったんだなぁ。はぁ、こうがほんと可愛い。 ジャンルとしては物足りなく感じている方もいらっしゃるようなので、好みは分かれるのだと思いますが、私的には大満足でした。しばらく、浸っていたい世界です。 もっとみる▼
  • (5.0) 独特な世界観でした。美しかったです。
    Anno//さん 投稿日:2021/7/3
    何だか…小さな美術館を見て終わった様な感覚になる作品でした。表題作 「爪先に光路図」スピンオフ「灯火」+短編集 2作品(+スピンオフ2作品) 表題作は大学教授の紹介で菌類学者 室田先生の助手のバイトをする事になった、大学生 岩井さんのお 話。緑の描写と菌糸に擬えた岩井さんの心理描写が美しくて…耽美だなぁ…と感じました。物語の進み方が…何て言ったら良いのか…時間が止まった様な感じの美しさで、はぁー…こんなBL作品もあるんだなぁ…と、ため息が出ました。スピンオフ「灯火」は岩井さんの先輩にあたる女性が見てしまった、室田先生、岩井さんの2人だけの時間…。いやらしい描写はないのですが、それなのに…はぁー…何だろう、甘い世界で… 。 残念だけど、私達女性が入れる世界ではないんですよね… ほか短編…どれも本当に良かったのですが、その中でも心に残ったのが、「八月、夏の底」大学生 春彦さんと狐のこうくんのお話です…。そのスピンオフ「夏くるらし」まで。 狐てやっぱり可愛い…。気が抜けたら、尻尾が出てる…とか、そんなシチュが可愛い過ぎて萌えてしまいました。こうくんの見送り方が、狐の嫁入り=天気雨…の描写がとても綺麗でした。 エチな描写も殆どない中、総じて静かな世界観なので、もしかしたら好みが分かれる作品なのかな…とも思いますが、はぁー面白かった…と後からじんわりくる一冊でした。作者さまの他の作品も読んでみたいです。 もっとみる▼
  • (5.0) 漱石の夢十夜を思わせる世界
    ピカニキさん 投稿日:2022/2/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 『爪先に光路図』『残灯』大学生の岩井新は室田という菌類学者の研究助手をすることになります。寡黙で人見知りな室田の資料整理や野外採集を手伝ううちに、新は室田が語る菌類や生物の世界、さらに室田自身に惹かれるようになります。新の心境が、羊歯やキノコなど緻密に描かれた菌類とその生態に擬えて表現され、菌類が静かに地下に菌床を拡げていくように、二人も恋に捕らわれてゆきます。『さかなの体温』『午前0時の回遊』眠る人から舞い出て目覚めとともに戻ってゆくさかなが見える高校生の広隆のお話。魚は人それぞれに違う色と形をしており、とても綺麗で見るのも楽しいのですが、一番綺麗で懐っこいのは親友の誠司のさかなです。ある日、広隆のさかなが誠司のさかなと一緒に誠司の体内に戻ってしまいます。『八月、夏の底』『夏来るらし』亡くなった田舎の祖父宅で、一夏を一人で過ごすことにした大学生の春彦は、こうと名乗る少年と出会います。こうは7日ごとに山の草花や木の実などの宝物を持ってやってくるのでした。どの作品もエロは無く、キスも匂わせ程度ですが、独自の世界観があります。菌類はもちろん、山の木々に差し込む光や仄暗い陰、闇と星、時に降る雨、小さな生き物など全てが丁寧に描かれ、独特の湿度の高さを持って訴えかけてきます。 続きを読む▼
  • (5.0) 表題作+2作品
    nekoさん 投稿日:2017/9/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 「爪先に光路図」 大学生の岩井は、菌類学者の助手のバイトとして室田と出会う。室田の教えてくれる未知の世界に触れているうちにいつしか岩井は室田に心惹かれて…。繊細で背景まで美しい絵と、詩的なモノローグ。森の中にでも入り込んでしまったかのような気分に。癒されました。 「残灯」 岩井の女先輩目線の短編。その後の岩井と室田の様子をちらりと見ることができます。7ページ。 「さかなの体温」 眠る人からでてくるさかなが見えるひろのお話。優しく不思議な空気感です。 「午前0時の回遊」 社会人になったひろと誠司のお話。2ページ。 「八月、夏の底」 亡くなった祖父の家で春彦はこうという名の少年と出会う。こうは実は…。こうとおじいさんの交流を想像するだけで胸に込み上げるものがあります。表題作も素晴らしかったのですが、私はこちらに強く惹かれました。 「夏来るらし」 その後のこうと春彦のお話。2ページですが、これを読めてほっとした気分になりました。 青井先生の初コミックス、その完成度の高さに驚きです。素晴らしい絵と独創的なストーリーで 穏やかで心地よい気分に浸ることができました。 続きを読む▼
  • (5.0) 泥だらけの狐が愛おしい…
    ムギさん 投稿日:2021/7/3
    とても素敵な作品でした。読んでいて心が穏やかになっていくのですが、ゆるやかに心躍る萌えも与えてくれて、読後は何とも言えない心地よさに包まれています。短編集ですが、全体的に統一感があって作品毎に切れる感覚もなく(良い意味で)、満足感も味わえま す。本当に素敵なお話ばかりなので続きが読みたいとはもちろん思うのですが、物足りなさは少しも感じません。 全体の半分を占める表題作『爪先に光路図』岩井くんが良い子だし可愛い。無愛想なはずの室田さんが懐くのもわかります。室田さんも素敵。番外編の『残灯』で先輩が目にした二人がもう… 甘い…。 『さかなの体温』は二人も魚も可愛かった。つん、すりって笑。でも感触はどんなものなのか…ドキドキ。不思議な設定ですが、綺麗な絵と表現に、物語にすっと入り込めます。最後彼にも見えたよね?懐っこいの恥ずかしがってて可愛い。 『八月、夏の底』あーこれはまた。こうが可愛い。愛おしい。私は結構怖がりなので、もし現実にあったらびっくりして逃げてしまうのだろうけど、春彦のようなあったかい対応ができたらいいなぁ。私もこの世界が見たい。 もっとみる▼

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