意外でした。立ち読みでは、見どころから予想されるのとは違う感じで、ドタバタ&ギャグみたいな流れでしたが、先を読んで見ないとわかんないものですね〜、最初思ってたよりは案外良かったです。1〜4話は表題作で、見どころの通り。死んだ社長の
跡継ぎを巡る問題を挟みながら、ラストまでアッサリあっけなく終わっちゃいます。が、「壊れた心臓を修理」と自分を語る駿に人の温もりを与え、逆に駿から与えられるものも多かった野瀬の活躍ぶりが良かったです。 5話は、その後の2人で、Xmasを利用した幸せそうなストーリーです。改めてお互いのこと必要って認識してるみたいでした。 6・7話は、新人医師・江崎のもとに通う医療機器の営業・武田が、求められるままに「誠意」を示す話…。江崎は口ではナンダカンダ言って、その「誠意」に溺れていきますが、武田には思惑があり…。 8〜12話は、駆け出しタレントのハルが出会った一人の少年・大(ヒロシ)とのストーリー。幼い頃からの虐待や兄の事でのトラウマから、手をさし伸ばされれば誰とでも寝ていたハルは、写真に夢を語る大と仲良くなり関係を持つが、デビューが決まって忙しくなるハルと、実家の父が倒れて金が入用になる大とのすれ違いがセツナイ。12話ラストのオマケマンガで、ハルの兄ちゃんが登場、護りたくても役立たずの自分にヘコんでます。
全体的に、アッサリストーリーだったかな〜と思います。良い話だったりもしますが、心にあまり残らなかったから、サラッと読み流したい気分の時には良いかも。
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