線引きをするのは本人なのかもしれないし、理解の無い人達なのかもしれないですね。もしくは勝手に理解してると思っている人達・・・?
大学にて、難聴の航平と元気のいい太一が出会います。
太一は、今まで航平が出会った人達とは違って、大声で、やた
ら元気で、いつもお腹を空かせていて、何にでも真正面に受け止める人。そして「難聴だから」とか、特別扱いもしないし、線引きしない人。そんな太一に出会って、色んなものを諦めていた航平の心がちょっとづつ動き始めます・・。これ、正直泣けます・・・・。題材が題材なのもそうなんでしょうけれど、作家さんの作品力も凄いんですよ!お互いの気持ちとかもそうだし、周りの人達の設定も細かくて、いちいち「あ〜・・・可哀想だけど、そんな態度も解らなくもないな・・」とか頷いてしまいました。それぞれのキャラの役割が活きてましたね。BL要素はほんのり気持ち程度・・・なんですが、そこはそれこそ必要ないのかも知れないです。でも確かに航平にとって太一は殻を破ってくれた唯一無二な人であるし、太一にとってはまだそれが友情なのか愛情なのか微妙な感じだったけど「大切な人」である事には変わりない。お互いを「大切に思う気持ち」があればそれはもうBL認定
この作品、続き?番外編?があるようなのでそれも楽しみ2人の未来、ずっと見守り続けてゆきたい・・・そんな作品です♪
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