195ページ、1冊表題作。
読んでみたら思った以上に素敵でした。
まさしく浪漫ちっくな恋物語。
言葉の言い回し、考え方や行動の仕方など、当時を反映していてすごく雰囲気が良いです。
上品な映画を観ているよう。
読後感がすごく
良かった。
これはもう、BL好き嫌い関係なく甘いお話が好きな方にはオススメですわ。
堅物そうな兄がなぜあんなに惚れたのか?男色とか偏見ありそうなのに、とそこだけ不思議でしたが、頭の柔らかそうな英語教師の主人公がウブだったりと見ていて微笑ましい2人でした。
大きな盛り上がりはないけど満足感の高い1冊です。
確かにここで終わりは寂しい。
ストーリーとしてはよくまとまっているのですが、素敵なお話だけに続きが読みたくなる。
ぜひ遠洋後、その先の話も欲しいものです。
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