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明け方に止む雨 1巻
1巻完結

明け方に止む雨 1巻

620pt/682円(税込)

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作品内容

兄への恋煩いで自殺した青年の足跡を、当の兄と追うことになってしまった刑事。隣人の吸う奇妙な煙草の香りから、疑心の迷路に囚われていく裁判所事務官。町外れに住む孤独な絵描きと、祖父の残した秘密の絵に魅入られる青年。知ったが最後、引き返せない――隠された謎が恋を呼ぶ、スリリングな3つの恋愛譚。

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

明け方に止む雨のレビュー

平均評価:4.5 69件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) よい
    airさん 投稿日:2023/12/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 3作品収録されていて1つだけ全く関係ないストーリーですが表題作と雰囲気が似ているからか1冊の本としてまとまりがあって良かったです。 表題作と3作目のじめっとした独特の空気が好きです。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) す〜っばらしい短編集です。
    vamさん 投稿日:2022/4/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 良かったぁ。すんごい良かったです。面白かったですよぉ。短編集ですが、どの作品も深い!謎めいた空気感に引き込まれて、読みごたえのあるものばかりでした。流石のストーリーテラー・草間さかえショーです。 一組目の話は、裁判所の事務官・山田が持った隣人・高天に対するある疑惑。その疑心暗鬼が、読んでるこちらも(どうなんだ?)と引き寄せられてドキドキです。次第に触れる人柄で、高天に対する印象や、罪悪感が生まれて行く気持ちの変化がよくわかります。高天の言う『正しい人』は山田の誠実で真っ直ぐな心を指すと同時に、優しさも感じているように思います。とにかく山田が可愛い気のある人で、アニメの歌をイントロから歌うって笑ってしまいました。そんな山田だから惹かれるのもわかる気がします。一つの疑念が導いた恋の誕生。お見事でした。 二組目は表題作で、山田の同僚で書記官・里村の物語。自死した弟の真相と足跡を、刑事・結城と追うことで浮かび上がる事実。 現場で発見した弟の自筆のメモをとっさに隠した結城が一瞬不可解でしたが、読み進めると見えてくるそれぞれの背景にすごく納得出来ました。この二組目の話の中でも「正しい」という言葉が使われていますが、結城が正しくあろうとするという事は… 刑事が証拠を隠すという重大な事は、職務よりも里村が受けるであろう衝撃から守ろうとした事の方が重要なことだったのでしょうね。 弟が死を選んだ原因は、弟自身も誰も悪くない。けれども、里村は自身を責める気持ちがそうさせたのか、自分を罰するかのような結城との行為が、理解するのが難しい思いでした。それとも、自分の身をもってして弟の性癖を受け止めようとしたのでしょうか… 哀しい話ではありますが、そこは草間ワールドなので重苦しくないちょっとライトな部分もありながらの展開でした。きっと、結城はメモは隠し通して、里村の心を救っていくのだろうね。いつの間にやら手中に落ちてるお互い同士、なんだかいいな。 あとがきで、里村が山田事務官を可愛がってる理由が『疑似弟』とあり、なるほどと大納得。弟を大切に思っているんですねぇ。 三組目は異国の絵描き。祖父のせいで孤独に生きる絵描きアーサーと、その絵と絵描きに魅入られる青年ジョゼの逃避行物語。運命のような二人の恋も良かったし、アーサーと少年ポールの年月を越えた絆が素敵でした。出来る事なら再会して欲しかったですねぇ。 続きを読む▼
  • (5.0) 草間先生の短編集が良すぎる件。
    M2さん 投稿日:2022/4/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 草間先生のカラー絵が好きで好きで。表紙の里村さんのスーツの色と結城さんのネクタイの、夜空のような深い青を見ていたら先生の世界に取り込まれました。 短編って良いものほど引きずるので、すぐ次の話に移れないのですが、次ももれなくいいんですよね。三つの短編。1つ目と2つ目は連動して、3作目は全く別なのに一つの本としての収まりがいい。各話につけられたタイトルがまたいい。 ●裁判所事務官山田と調理師高万 多くの事務官が試験を受けて書記官になりますが、事務官向きと言われてしまう山田くんは自身のあるべき姿とのギャップに苦しんでいたのかな。でも育てるのが難しい薔薇を枯らさないでいる山田くんを、ちゃんと見てくれている人はいるのだと思いました。「正しい人」と高万に言われた時の山田くんの表情‥。ここから彼は変われるのかも…。里村さんが気になる‥と思ったら次のメインで、心が喜びました。 ●裁判所書記官里村と刑事結城 表題作。弟が残したあの手紙。現場証拠の隠匿という刑事としてあるまじきことをした結城。里村を守るため?と最初思いました。初めはそうだったし、それもある。でも、結城も話していましたが、弟の部屋で里村を見た瞬間に…理屈ではなく恋に落ちてしまったのだと。弟にしてみれば命と引き換えの賭けだった。それを無きものにして、里村を自分のものにした。もし里村がメモの存在を知ったら、結城と結ばれることはなかったのでは。「隠し通してみせる」には優しさと少しの身勝手さを感じました。「正しくありたい」と願っていた彼のしたことは、今後永く彼の心にのしかかる。それすら覚悟して。恋は時に一方的で残酷。すごく好きなお話でした。あ、あと…、結城は着衣でも、里村は全裸…。さらけ出してしまうんだ…と萌えました。(最後は結城も全裸だから2回以上はしたのかな。わぁ。) ●画家ポールとアーサー 思いがけず泣けてしまいました。「好きな人とすることです」とこともなげに言ったポールのひと言に、アーサーの想いが浄化された気がして。アーサーのガーターソックスには思いがけず「ひょえ」となりました。 長いレビューとなりすみません! 素晴らしい作品に出会わせてくださりありがとうございました!! *あぁ‥またヨムビー触ってしまったぁぁ 続きを読む▼
  • (5.0) 三者三様のお話が楽しめる!
    ダダさん 投稿日:2021/10/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 シーモア島で「読まず嫌いをしていたけど読んだら凄い良かった作品」について尋ねた時に、こちらの作者さんの別作品をお勧めして頂いて、ちょっと覗いて見たら結構好きな絵柄かも!ということで、お勧め頂いた作品は複数巻あったのでとりあえず1巻完結のこちらからお試しにと購入してみました。本作品は、短編3つが入って合計181ページ。1つ目と2つ目のお話は、別CPのお話ですが登場人物の勤務先(裁判所)が同じなのでお話自体は繋がったような感じでした。まず1話目は裁判所勤務の山田事務官とアパートの隣人で調理師の高天さんのお話。直接的な描写はないですが、山田さんが受けかな。短編なので好意を持った経緯とかはかなり端折られてます。お互いを好きになる経緯をがっつり知りたい人には向かないかもですが、あぁ元々好意があったんだなと自分でベースの部分を補える人は楽しんで読めるかと思います。2話目は警察官の結城さん×裁判所の里村書記官のお話。弟の自/殺の真相を知った里村さんが、男同士での行為ができるかどうかが弟の死に結びつかないことを証明するために、結城さんに抱いて欲しいと迫る場面は、結局自分を罰するためだった?その辺りがちょっと分かりにくかったかも。3話目はガラッと変わって、農場主の息子・ジョゼ×人殺しの孫・アーサーのお話。偏見を持たず自分の中身をきちんと見てくれるジョゼに、アーサーは救われたんだろうなぁ。逃避行という形になってしまったけれど、少なくともあとがきでポールとの繋がりを残してくれて良かったです。絵柄は少しガサガサした感じなんですが、雰囲気がありました。作者さんの他の作品も折を見て集めていきたいと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 伝えるのが難しい…
    matcha38さん 投稿日:2023/4/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 ついに買ってしまったこの作品。タイトルにも惹かれるし、表紙も素敵ですよね〜。 一つ目と二つ目のお話が関連性ありますが、時系列は逆のようです。 里村さんの弟のことがあっての、山田次官を弟のようにかわいがることに繋がります。 その山田さんは正しい人という表現がピッタリな人で、高天さんを疑って先走ったことを後悔し、結果何事もなかったことで安心する山田さんを好きになっちゃう高天さんの優しい眼差しですよ。山田さんがとにかく可愛いです。 里村さんと結城さんのお話は…なんとも難しい。頭の整理がつかないというか、里村さんの気持ちがやりきれないんですよね。弟の件の担当が結城さんで良かったんじゃないかなと思います。これはもう少し読み込まなくては! 最後のアーサーとジョゼのお話が一番好きです。日本人の設定でも合いそうですが、これは断然外国の話にしていただいて良かったな。 アーサーの置かれた状況が過酷で、それゆえ街に出て好きな絵も見られないなんて。そんなアーサーの心の支えとなり、一緒に街を出てくれたジョゼ。アーサーは自覚してなかったけどジョゼを好きだったんですね。それが最後にわかって良かった。 誤解されたまま別れ別れになってしまったポールとも、いつか会えそうな余韻が残されてて泣きそうになりました。 草間先生の作品はどれを読んでも、単純な関係の人は出てこなくて、何か複雑に絡み合って解くのが大変だけど、読み終わってみるとCPの幸せを願いたくなるような、温かい気持ちになります。 続きを読む▼
  • (5.0) やっぱり好き
    salmonさん 投稿日:2021/7/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 また草間先生の世界に引きずりこまれて心を持ってかれました。3カプのお話。やはり表題になっている「明け方に止む雨」が1番好き?というかキました。裁判所の里村書記官の弟が自死したことからお話は始まります。刑事の結城は弟の自死現場にやってきた里村を見て弟のメモを隠します。里村は弟の自死の原因を探ろうとし、仕事のつながりから結城もそれにつきあうという「面倒なことになって」しまいます。「明け方にー」の扉絵でたぶん弟の後ろ姿が描かれているのだと思いますが、里村よりも背が高く「モテ」て、自慢の弟だったんだろうと察せられます。紙の裏表紙では弟が里村の靴を脱がしていて、ググると出てくると思うのですが、なんともいえない感慨が湧きました。もういないのにすごい存在感です。シーモアさんこれも電子に入れていただきたかった!草間先生のお話は登場人物が生きてるというか、そうくるかって予想を越えてきて、真相に近づいた里村の行動が、!ですし、結城の最後の独白は里村を守りたいんだなって、頭の中では賛否両論ですが腑に落ちました。時系列でいうと、このお話が先で「夜更けに花降る」が後です。「夜更けにー」の高天と山田事務官もよかったです。先入観がひっくり返るところが秀逸でした。3カプ目の外国のお話も素敵でした。ジイちゃん一体どういう顛末でヤっちゃったの?って思いましたけど。それぞれ味わい深くてよかったです。 2013年10月 総181ページ 修正=見えない構図、一部白抜き、アウトライン。 続きを読む▼

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