20年以上前にドラマ化された作品です。
家庭裁判所の話ですので20歳未満の少年犯罪や家族間トラブルがメインです。
主人公の桑田は淡々と判決を出すのではなく、罪を犯した人は何故罪を犯したのかを考え、再犯を起こさぬ様にまで考え相手や時には家族までもを諭し、家族間トラブルはこじれた糸をほぐす様に努めます。
実際には主人公みたいなやり方をしていたら裁判が滞ってしまうのでしょうが、理想ではあるでしょう。
☆5を付けたいところでしたが、新天地に移っての13巻以降は蛇足としか自分の目には映らなかったものですので、☆4にしました。