別名義の作品を読んで（なんなら今朝）好きになった作家さんだけど、描き続けてらして本当に嬉しかった。絵柄がより細密になっていたのにも驚きましたが、登場人物それぞれの背景描写、奥行きの感じられるストーリーにも合致していて、さらに魅力が増しているなぁと、冷静さを、失い、もう、待てずに分冊版にまで手を出してしまいました…（紙も買いそう…）。
聴力がないとされる聾者の人だけど、“おと”のない世界に閉じ込められているわけではない、そしてそれを表現する事は考えているより難しいことではないのかもしれない、聴こうとする、理解しようとしてくれる対象がそばにいるのかもしれない。重苦しい過去も描かれていますが、希望も感じさせてくれる漫画です。今後も、追います…。
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