ネタバレ・感想ありエレナの炬火のレビュー

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戦争
2025年12月29日
獣人の可愛らしいキャラクターと絵でなければ見るのが苦しいくらい、重たくて残酷な戦争後のお話です。戦争で傷を負った人たちに寄り添い、看取る。人の命に関わる仕事はどれほど辛いのかと勝手ながらに想像してしまうようなお話でした。
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他に類を見ない近代ファンタジー
2024年6月28日
侵略戦争を受けて敗戦した小国の、復興さなかの福祉施設で働く一人の少女を描いた架空伝記もの。
可愛らしく描かれたキャラクターから受ける印象とは違い、戦争によって不可逆に損壊された人や社会の残酷な現実とささやかな希望を緻密な描写で描き出す作品。架空の世界の架空の国、架空の人種、架空の人物でありながら、内容自体は現実世界の戦争の結果として否応なく押し付けられるであろうものを強く想起させるもので、非常に考えさせられる内容になっている。
世界の持つ残酷さとやさしさ、生きるということ、生かすということ、等々を精緻な筆致で描き出す傑作。
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作家名: 小板玲音
出版社: KADOKAWA