ネタバレ・感想あり吉祥天女のレビュー

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天女の悲しい物語😌
ネタバレ
2023年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しさが仇になることもある。欲望のはけ口になることもある。
天女の復讐はあまりにも残酷で悲しい・・。
美しい子どもたちは幸福になってほしい。
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魔性の少女
2023年9月14日
かつて読んだときに面白さと怖さを感じて子供ながらに凄い作品だと思いました。まるで1980年代の怪しさが漂うとても面白い内容の作品でした
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女の業を背負って
2023年7月16日
小夜子は高校生なんですよ。(欲望の対象である)女という呪いを背負って、でも逃げずにそれすら武器にして難題に立ち向かう姿は今読み返すと痛々しくも凛々しいのです。同時期にハマった日出処の天子の主人公、厩戸王子。女の業の醜さを嫌悪する彼ですが、小夜子ちゃんとは意外と話が通じるかもと何となく思うのでした。
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この人の漫画にハズレはない。
ネタバレ
2022年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまり公に出しにくいような問題を吉田さんはシビアに受け取って物語の中で様々な事を伝えてくれます。無理やりな行為は人にとって殺人と一緒だという作中のシーンが印象的でした。この事が世の中に深く刺さればいいなと心から願ってます。
久々に
ネタバレ
2021年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分と重ねてしまってなかなか読み返せなかった作品です。子供の頃は小夜子のような内面から強い女になりたいと思いずいぶんと頑張りました(笑)小夜子のような凛々しくも辛い生き方は選択できませんでしたが、勇気を与えてくれた作品です。涼は内面の支配から逃れられず、小夜子は孤独なままの最後が切なすぎた。私は最後まで母親を見捨てられない小夜子ほどは大人じゃなかったから孤独にならずに済みました。大人すぎるって純粋すぎるのと同じくらい辛いことなんだと今ならわかります。
懐かしい
2020年10月23日
確か最初に読んだのは高校生くらいか?再読しても、やはり面白い!
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小夜子がすごい
ネタバレ
2020年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作者さんなので、気になって購入しました。
結果、購入してよかったです。小夜子の不思議な魅力と発言から
目が離せません。ぜひ全巻読んでほしい作品です。
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⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
2020年4月21日
面白かったけど,最後ねー‥。

ちょっと驚いた。想定外だった。
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はるか昔に単行本持ってました!
2019年12月4日
吉祥天女は若い頃に単行本を持っていたのですが手放してしまい、無料版でまた巡り会って今回全巻購入しました。
今読んでもやはり引き込まれる深い物語です
BANANAFISHも人気ありましたが私は吉祥天女の方が好きです
小夜子の様にしたたかでありながらも自分の運命に抗い生きる女性は大好きです
マニアックかもしれませんが私個人でオススメの作品です
叶小夜子、凄し。
2018年9月20日
私が中学生?の頃、吉田秋生ブームというのがあり、吉祥天女という凄い作品を一巻から揃えました(勿論紙版、帯もあり)。小学館漫画賞作品です。叶小夜子はずっと憧れです。
名作です
2018年7月8日
怖くて面白くて一気に読みました。個人的には今の可愛くなった絵より、凄みのある今作の絵が好きです。小夜子さんの聡明さが人間離れしていて、近くにこんな人が居たら、由依子のように憧れてしまうな、と思います。決してハッピーエンドではないですが、何度も読みたくなる作品です。
昔読んだけどもう一度読んでみた
2018年1月30日
昔読んだので内容は知っていましたが、30%オフを利用してもう一度読んでみました。昔は「小夜子が美しい」と言われても分からず、ただ不気味な絵と思っただけでした。今読むと(やはり絵は好みではありませんが)ストーリーは今でこそありがちですが、明確で独特の魅力がある優れた作品だと思います。が、派手なものに慣れた若い人に受けるかどうかは分からないですね。
こんなに
2015年8月28日
妖しい美しさを持った人は良くも悪くも普通の生き方が出来ないのでしょうね。
やられました
2015年8月19日
ずいぶん昔にコミックで読んだのですが、ここで見つけたので、改めて読んでみました。自分が大人になったのもあって、さらに深く読め、やっぱり作品のすごさに引き込まれてしまいました。名作だと思います。
凄い
2015年8月19日
圧倒的な会話力に、ぐいぐい引き込まれていきます。深い。深すぎる。おもしろいです。
壮絶
ネタバレ
2015年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名作の一言。女性の怒りの描写が壮絶。
妖艶な天女が如き美貌を持つ小夜子を取り巻く人物達の波乱。
ただし、生々しく暴行描写、暴力描写なども出てくる為注意。
おどろおどろしい美しさ
2015年8月2日
おどろおどろしい小夜子の美しさにグイグイ惹きこまれていきます。ドラマ化の麻井由似子役は今をトキメク桐谷美玲です。
懐かしい…✨
2011年2月19日
昔リアルで読んでまして続きが気になって仕方がなかった頃を思い出しました。昭和の話なのに全く色褪せてませんね✨映像化にもなったけどやっぱ原作でしょう!

ストーリーはそう難しくなく中弛みもなくテンポよく進みます。各キャラもいい味だしてます。
読めば小夜子の魅力にハマってしまいますよ😉
彼女の正体
2010年4月20日
レビュー評価が高いので読み始めた。

最初はそれほど、小夜子に魅力も怖さも感じなかった。だが読み進めるうちにゾッとし、惹きつけられていった。

彼女の冷酷とも思える行いは、彼女の美貌や生い立ち故、寄ってくる欲深い者たちから身を守るため。そして自分が失ってしまった大切な『何か』を守るため。。

彼女の内に秘めたるものは冷たく深く、そして哀しい。
しかし彼女は、弱く純粋なものたちへの愛と慈しみも持ち合わせている。
それ故、戦う。

彼女の本当の『美しさ』それは、力に屈せず残忍なまでに自分の生き方を貫く、その凛とした姿なのかもしれない。
そして彼女が命懸けで守りたかったものとは。。

-『真実』それは、見る者や角度によって大きく異なる。

彼女が『天女』『怪物』、はたまた、ただの『17歳の少女』だったのか、それは誰にもわからない。

※ 読むのなら、最後まで通して読むのがオススメです。
何度読んでも面白い
2010年1月24日
確か私が中学生か高校生くらいに本を買って、何回も読んだものです。
今回もちょっとだけ読むつもりが、全部読みました(笑)
その当時の、しかも少女マンガとしては、かなりシュールで深い作品ですよね~。
女性と男性の考え方の違い。感じ方の違い。
私も暁やおじ様のような男性のほうが扱いやすいです(笑)同時に男性の可愛い部分も出せてると思うんだけどな。大人になった今読めば
小夜子はずっと雪政さんと生きていくのでしょうか。いつかまた涼くんのようなピュアな男性に出会って、小夜子が幸せになってればいいですね。
ちょっと読めば、きっと小夜子の魅力(魔力?)にとりつかれてしまう、オススメの作品です。
美と恐怖
2009年12月26日
美しく生まれた為に幼い頃から男たちの欲望の餌食にあい、自分の美しさを呪いながら成長した小夜子…
普通なら素敵な恋愛を夢み、一番幸せな年頃のはず…小夜子もきっとそうなりたかったに違いないけれど幼い頃の恐怖の為に自分を守り、男たちへの復讐を生きる糧にするしか心のバランスを保てる方法が無かったと思います。小夜子の容姿では無くて、本当の小夜子を見て誰よりも弱く傷ついた心を解ってくれる男がいたら、きっと小夜子は幸せになれたと思います。
いつも側にいて小夜子が唯一心を許した彼も見守る事しか出来なかったから…
彼女の周りには小夜子を利用してあわよくば自分のものにする事が出来ればと言う男たちしか居なかった。
でも1人、小夜子の容姿では無く小夜子の心を解っていた涼も居なくなってしまった…

小夜子はこれからも自分しか信じる事しか出来ない、自分の美しさを呪い続けていくしか無い運命を一生生きていくのかと思うと哀しすぎると思い、寂しくなりました。
女は美しくあれば幸せと言う定義は無いのだと考えさせられた作品です。
残酷と慈愛の少女
2009年10月31日
レビューでの評価の高さから数話だけ読んでみるつもりがすっかり小夜子に魅了されパック購入+ポイント追加をし、あっと言う間に全話読んでしまいました。

昭和50年代後半を舞台にした今から26年も昔に描かれた作品ですが、全く違和感なく読めました。

幼い頃よりその美しさから男性を惹き付け、その為に心に深い傷を負わされ男を憎むようになった少女・小夜子。
17になり離れていた故郷に戻った彼女は自分の平穏を脅かす存在を巧みな心理術により破滅させ容赦なく命を奪っていきます。その姿は女豹や魔女のようにも見えるかも知れない。…しかし『吉祥天』とは『人々に至福を与える慈愛の女神』。この物語の結末は決して手放しで喜べるようなハッピーエンドではないものの、残された人々に大切な何かを与えたはず。
私は叶小夜子のこれからの人生に幸せがある事を願わずにいられませんでした。
ジャパニズーゴシックホラー
2009年8月9日
鈴木杏ちゃん・勝地涼くん主演で映画化された作品です。
流石に映画版は
現代が舞台でしたが
漫画版は沖田浩之(キャプテン翼のテーマソング歌った人)がアイドル全盛期だった昭和中期
所々、10代…下手したら若者には
?な名前やら文化が多いかもしれませが、作品を読むに当たっては関係ないから気にせず読めば問題ないかなと

妖艶だけど、残酷とも言い切れない
主人公・小夜子
本当に人間なのとも言いたくなるほど
羊の群の中に女豹が一匹みたいな
かといって、女豹の本性のままにいると 群から孤立するから
抑えつつ、時々羊達から見えない草むらに自分に刃向かう羊を引きずり込んでは
初めて本性を現しムシャムシャ食べるような…小夜子自体が人間と生きるのは
かなりストレスなのかもしれないと私は感じました。ストレス発散の為に時々ブチ切れてたのかなと(ターゲットは主に彼女の逆鱗に触れる事をした人間)

小夜子が思わぬ方法で
自分の生まれや男たちに復讐していくさまは、痛快というより
痛々しいようで、スッキリしたより
悲しげに見えたからでしょうか?

友人に、貴女みたいに普通の女の子に生まれたかったと語る小夜子の言葉が
それを集約しているように思えてなりません
女はね、血なんか怖く
2009年2月13日
小さい夜の子と書いて、小夜子。

まさに天女のように美しい容姿だが、美しい小夜子を中心とし、その周りではいつも何かしらの不可解な事件が起こる。
血生臭く、死臭が漂うような。

それは「彼女の魅力にとり憑かれた男は死ぬっきゃない」から(笑)。
私も彼女の魅力に参りましたが、女だったのでおかげで命拾いしました(笑)。

彼女と彼女の生い立ちと家柄と、女の性、男の性を巡る耽美で少しグロテスクな作品。

漫画作品というより文学作品のような魅力で、とてもお勧めです!!
久々に読んだら
2009年1月28日
10年前に読んだ時はふーんて感じだったけど、今回改めて読んだら小夜子や他の登場人物の心情の表現がすごくリアルで引き込まれてしまった。ラストの小夜子の肖像画を見たときはなるほど、とうなずいてしまったのでした。結構人が死んだ割には読後もスッキリな感じ。
恐ろしくも美しい
2008年7月19日
綺麗なバラにはトゲがあると言いますが、小夜子を見ていると確かにそうだなと納得させられてしまいます。トゲと言い表すには生易しく思えるぐらいなので、小夜子の場合はむしろ毒を隠し持った蜂などといった表現の方が似合っているかもですが
でもそれも自衛の為に身に着けた手段なので、そう考えると恐ろしいだけではなく切なさにも駆られます。……ただちょっと容赦がなさすぎるなと思いはしますが……。
とても高校生には見えない達観した雰囲気を持つ小夜子は浮わついた所がなく、それが余計に美しさを際立たせて見せています。けれど心が強く、それが彼女を恐ろしく見せると同時に悲しく思わせられてもしまいます。
ただあの結末には……ああするしか道はなかったのかと思わずにはいられません。
魅惑の天女
2008年2月22日
17歳とは思えない美貌と色香✨。妖しさに魅了され近づく者が敵ならば⚠、容赦なく破壊への道へと導いて行く。
自らを守るためなのだけど、そんな小夜子は恐ろしくて凄いです😢
テンポよい
2007年11月10日
テンポもよくストーリーに惹き込まれました。小夜子と涼の関係が切ないけど好きです!
小夜子
ネタバレ
2022年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙はホラーのような感じですが、あまり怖くもなく、おもしろい作品だと思います。ヒロインの小夜子がとても魅力的で、かっこいいと思いました。
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ドキドキが止まらない!!
ネタバレ
2022年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 懐かしい作品!!
美しく産まれてしまった、悲哀か切ない。
実際こんな転校生が居たら、日常が一変するのだろうって感じです。
衝撃のラストまで、目が離せないです!!
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何とも不思議な
2018年7月1日
作品です。昔の絵は綺麗とは言い難いんですけど、ストーリーがしっかりしているのでその内に気にならなくなります。20年前に読んだ時も強烈な印象が残ったけど、今再読してもやはり独特な作品。小夜子は女性の深層意識での理想的な存在なのでしょうね。
やっぱり怖い
2017年4月4日
子供の頃読みました。その時はひたすら怖かった記憶でしたが今読んだらどうなんだろう?と購入。
すごい作品です。子供の頃にはわからなかった心理描写が襲ってきました。
若かりし頃に
2016年12月11日
読みました。ドキドキしながらね。今でも凄い作品だと思います。内容を忘れてませんから。子供の頃には分からなかったことが今なら分かりますね。絵も好きです。作者ファン以外の方にも読んでいただきたいですね。
すごい
2015年9月9日
何度読んでもひきこまれます。古くなっても名作は心に残ります。
作者さんが好きで
2015年8月13日
読んでみましたが、一度より二度、三度と呼んだ方がより深みが増す作品です。
男と女の埋まらないズレ
2014年3月15日
女はね、血なんか恐くないのよ。この台詞に、ぞくっとしました。男と女の、埋めがたい違いが出ていると思います。由依子ちゃんのような無垢な少女に、小夜子だって憧れていたのに、そうはいかなかった運命。最後の絵がいい。
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