どこにでもあるストーリーの少女マンガが、活きるか死ぬかは、美しい男の子が描かれているかどうかでほぼほぼ決まると言っていいでしょう。ありきたりの設定だろうが、八割方予想通りの展開だろうが、そんな事は大きな問題では無いのです。ただ、男の子が魅力的であるかどうか、最高のビジュを絶妙なコマ割りで持ってこれるか、これさえ完璧にクリアしていれば、少女漫画としては充分及第点なのです。これだけ漫画が溢れている今の世の中、タイトルを聞いて美しい男の子の顔が思い出されれば、それはもう作品としては、良作とみなされるのです。