ネタバレ・感想あり父の逝きざま 末期ガンの父を自宅で看取るまでのレビュー

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死とは人生のゴール
2026年6月2日
自分の母が先日癌宣告され、癌について調べている先でこの漫画に出会いました。現在は検査中なので詳しいステージは分かりませんが、所見ではあまり良くない状態であろうと思います。なんとなく覚悟はしておかないといけないな、と思い末期癌の家族との過ごし方を知りたくてこの漫画を購入しました。
この作者はお父様を在宅で看取られましたが、それは周りのご家族が沢山いたからできたことだと思います。
わたしの父はもう亡くなっていて弟は遠方にいるのでサポートのメインはわたしです。親族も高齢なので介護のサポートは頼めないです。わたしも出来ることなら在宅介護で看取りたいですが、現実を考えると無理です。
子供もまだ小さく仕事もしているので全てを放棄出来るほどの夫のサポートや理解も取れないと思います。
なので作者の家庭状況が羨ましいなぁと言うのが1番の感想です。そして在宅介護の大変さも知っています。義祖母は在宅介護からの看取りでした。その時介護に当たっていた義母はやはり大変そうでした。ですが、義母は仕事もしていなく子供たちも成人していて周りにも親族は沢山いました。なのでできたことだと思います。
どんなに本人と家族が在宅で看取ることを希望していても難しいケースもあるということも知って欲しいです。

本当に作者のお父様は最後まで家族の傍にいられて幸せだったと思います。後悔のない最後はない、これも本当にその通りだと思いますが、幸せな最期を過ごされたことが漫画を通して分かりました。
わたしもこれから色々と大変かもしれないですが、なるべく後悔のないようできる限りのことはしてあげたいです。
人は生まれたら死ぬのがセットです。いい人生やった。と言ってもらえるように頑張りたいです!
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在宅看取りのリアル
2026年5月10日
家族の気持ちの揺れや、お別れした後の悲嘆、苦悩がありありと描かれていた。著者が言うように、がん性疼痛もなく穏やかな最期だったと思う。それでも家族にとっては辛いもので、悲嘆が軽くなるかと言ったらそうではない。死別をきっかけにうつになることもあり、グリーフケアはとても大切。
抗がん剤治療と言うと「よくなる」と思う方も多いが、stageⅣのがんで抗がん剤をするというのは、残された時間を少しだけ延ばすあくまで延命治療であり、根治治療ではないということがきちんと説明されていたのはよかったと思う。この医師は淡々と説明をしていて冷たく感じるかたもいるかもしれないが、必要なことを逃げずにきちんと伝えてくれる誠意ある医師だと思った。
在宅緩和ケアや看取りについて知識のない医師だったら「もう家には帰れません」などと簡単に言い、病院で最期を迎える結末になっていたかもしれない。そうしたら、家族で過ごす何気ない時間も奪われていたと思う。家族の心のこりも増えていたかもしれない。いいドクターに当たったんだと思う。
一冊の本にまとめ上げるには、思い出して辛くなったりたくさん涙を流したことと思う。とてもよい本だった。ありがとう。著者にエールを送りたい。よく頑張りました!
泣きました
2026年5月9日
実際に自分の親を看取るとき、こんな風に振る舞いたい、希望をできる限り汲み取れるようにしたいと思えました。
素敵なお父様の生き様とご家族の暖かな姿に感動しました。ありがとうございます。
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