芸能事務所に転職しマネージャーとして働くことになった蛯原。プロ意識に欠ける新人俳優・蓮大（れお）を担当することになりますが、「言うこと聞いて欲しかったら口でヌいてくれよ」と言われてしまい……!?
その最悪の出会いによって多くの読者から俺様クズ野郎の烙印を押されたであろう蓮大。けれど、蓋を開けてみれば一途な溺愛ワンコという意外な一面にノックアウトされちゃいます！ チャラい見かけによらず、仕事にストイックな姿や好きになったら一途なところ、懐くととことん甘えたで大型犬のような蓮大のギャップが沼すぎて、ずぶずぶと引きずり込まれてしまうこと間違いなし！ グイグイ迫ってきたかと思えば、大きな図体でしょんぼりしながら「ダメ？」と上目遣いしてくる蓮大は反則級の可愛さです！ そんな蓮大に振り回されながらも、健気に尽くす真面目な蛯原が見せる無防備なトロ顔にもご注目下さい♪
年下ワンコ攻めが好きな方にぜひ推したい一作です。

＜あらすじ＞
芸能事務所のマネージャー・蛯原の初仕事は、新人俳優・蓮大と同居して生活面から彼を支えること。しかし同居初日、蓮大が「口でヌいてくれよ」と言ってきて…!?

漫画家・宇郷と、彼のファンでアシスタントをしていた余利。宇郷が手を出したことによりセフレのような関係になりますが、唐突に宇郷は余利を突き放したと思ったら、あっさりまた余利を誘い……再び関係が復活するのです。
宇郷に悩まされてばかりなのに関係を絶つことができない。そんな余利の絆されように胸が締め付けられると同時に、宇郷に対する怒りが込み上げてきます……!! 余利が「好き」と伝えているにも関わらず、どっち付かずな答えをする宇郷。読みながら「そんな男やめときなよ!!」と思わず叫んだことも……。ですが、そんな「悪い男」の宇郷、どこか憎めない不思議な魅力があるのです。毒舌で俺様かと思えば、実はとっても脆い男。余利が人気漫画家になって、漫画家としても男としても嫉妬した宇郷が大勢の前で牽制するシーンは必見！ 余利が絆されてしまうのも頷けます。
屈折した2人の愛は果たして通じ合うのか……!? ぜひ上下巻合わせて読んでみてください！

＜あらすじ＞
余利は先輩作家・宇郷が好きだったが、宇郷は性格の悪い男で、ファンでアシスタントだった余利に手を出したあげく、余利が大ヒット作家になるやその腕から放り出した。ふりまわされて心を痛める余利は――？

兄と共にカフェを営んでいる南の平穏な生活は、ある日突然隣にできた風俗店により崩されてしまいます……。風俗店店長・才原は、かつて自分の顔に消えない傷をつけた因縁の相手だったのです！
……と、そこまでだったらまだギリギリ許せたかもしれませんが、よりによってオ○ニー姿を盗撮され脅される羽目に……！ しかも、俺様な才原の要求は次第にエスカレートしていく一方で……。と言いつつ、流されまくっていつのまにかお尻でバッチリ感じられるまで開発されている南のチョロさも心配になってしまいます（笑）。
そんな傍若無人な俺様攻めの才原ですが、南に「キス好きだろ」と言われて素直に「うん」って言えちゃう甘さがもう！ スタッ腐はここで何度ベッドの上を転げ回ったことか……。
続刊も配信中のシリーズ第1巻ですが、読み終えた時「王道ケンカップルのワチャイチャを、才原のお店のお姉様方と一緒に生暖かく見守るしかない！」と決意を固くすることでしょう！

＜あらすじ＞
南は不良に殴られ顔に傷を負ってしまう。「次会ったら文句言う！」と意気込むも会えないまま月日が経過――そんなある日、実家の隣に風俗店ができ、そこの店長が自分を傷つけた因縁の相手だとわかり!?

トップストリップダンサーの臣は、常連客の紹介で酒蔵の御曹司・昴と出会います。誰もがダンサ―としての「オミ」に熱狂する中、素顔の「臣」に興味をもった昴に強引に抱かれてしまい……。
ステージの上では妖艶な女王として君臨する臣ですが、実はセックス未経験のウブなお姫様。傍若無人に身も心も暴いてくる昴に抗いながらも、顔を赤くして蕩けてしまう臣のチョロ可愛さといったら……優勝です！ そのくせ自分が堕とされているなんて認められず、快楽に溺れる度に悔しげな表情を浮かべる強気もさらに加点！
そんな初々しい臣を我が物顔で弄ぶ俺様昴様ですが、他の男が臣に触れようとしただけで「俺以外の前で「臣」の顔を出すな」と無自覚な独占欲を発揮！ いつもは飄々としている昴の余裕のなさに、臣への愛がダダ漏れちゃってます！ 無自覚でこれなら、自覚したら一体どんな執着溺愛攻めになってしまうのか……考えただけで満面の笑みがこぼれてしまいます♪

＜あらすじ＞
女も男も虜にする孤高のストリップダンサー・臣。しかし酒蔵の御曹司・昴だけは彼になびかないどころか、ツンと澄ました臣に支配欲を刺激され、弄ぶように抱き――。

パートナーを亡くし深い悲しみを抱えるレイネは、孤児の吸血鬼・ヨエルを引き取り共同生活を始めます。レイネから優しい愛情を受け、ヨエルは幼子から少年へ成長。しかし、とある出来事から急速に青年の姿へと成長を遂げ……？
ヨエルの子どもっぽいあどけなさが残ったレイネへの一途すぎるストレートであまあまな愛情表現がたまらなくて、ふと見せるかっこいい雄な表情にきゅんきゅん必至！ 一方、レイネは繊細で美麗なタッチで描かれるアンニュイな雰囲気とだだ漏れる色気の破壊力がとんでもなく、セクシーすぎる美裸体には多感なヨエルと共に赤面してしまうこと間違いなしです！
吸血鬼と人間、種族の異なるヨエルとレイネがそれぞれ胸に秘める複雑な気持ちが交錯するストーリー展開に胸が締め付けられ、共に過ごしていくうちに孤独だった2人にも絆が芽生えていく様子に目頭が熱くなります……。
美しい世界観が魅力的な、切なさも温かさも味わえる極上のラブストーリーをぜひ♪

＜あらすじ＞
恋人を亡くしたレイネは孤児の吸血鬼・ヨエルと暮らしはじめる。しかしある日、レイネの怪我の傷口を見たヨエルは本能に逆らえず、血を飲んで青年の姿になって――。

ワガママで気まぐれ、だけど才能溢れる小説家の由利京一郎と、その担当編集・六車君の温かくて甘々な日々を描く名作シリーズ！
亭主関白な振る舞いばかりの由利先生。尊敬する先生の作品作りのためなら、どんな無茶ぶりにも献身的に応えていく六車君。編集者と作家、2人の関係はある出来事をきっかけに少しずつ変化しはじめて……。
純朴でちょっぴり天然っぽさもある六車君と、そんな六車君をからかって振り回す由利先生の関係性がとにかく可愛らしく、キャラの魅力が際立っています。小説の参考にと、先生に言われるがまま押し倒されてしまう六車君は隙だらけでたまりません！ 一方、由利先生も六車君が担当についてからは締め切りを守るようになったり、お見合いをした六車君に対して拗ねてしまったり。素直になれない由利先生の愛情だだ漏れな言動に読者はキュンの嵐……。六車君が可愛くて仕方がない、そんな表情を見せる由利先生にときめくこと待ったなしです！

＜あらすじ＞
編集者・六車君の担当は我が儘で気紛れで、だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。尊敬する由利先生の作品のためならと奮闘する六車君だったが、戀にはとんと奥手で……。

村長一族の長男・義興は、村のしきたりで巫女一族の末裔・千歳と結婚。しかし幼い頃からずっと待ち望んでいた嫁はまさかの男……形ばかりで仮初めの新婚生活が始まります。
許嫁という存在に幼い頃から淡い恋心を抱いていた、実質両片想い同士の2人。喧嘩したり仲直りしたりしながらゆっくり愛を育んでいくリアルな純愛ストーリーと、美しい作画の和装や細かな表情描写が本作の見どころです！ 改めてプロポーズされた時の千歳の言葉にならない描写がとってもステキで、淡い恋心が永遠の愛に昇華する瞬間に思わずじんと感動してしまいました……！
また、ツンデレで恥ずかしがりで初心な千歳と、優しく、時に意地悪にリードする亭主関白な義興の初夜も必見！ えち度は控えめながらも、気持ちが溢れる甘くて濃密な2人の時間を堪能できますよ♪
嫁が男だったことに戸惑いを隠せず険悪な雰囲気だった2人が、徐々に甘くなり近づいていく過程をどうぞお楽しみください！

＜あらすじ＞
村長一族の長男・義興は、巫女一族の末裔・千歳を嫁に貰うが、その嫁はまさかの「男」。仮初めの夫婦として始まった結婚生活だったが、ある事件をきっかけに千歳の本性が明らかになって!?

祖父が生前勝手に決めていた婚約者は、俺様スパダリで、異国の王でした……。
本作の攻め・セレンは、「一度寝てしまえば簡単だ。お前が初めてなら……私に溺れるぞ？」なんて言えちゃうほどの自信の持ち主で、タイトル通りの暴君王……と思いきや！ 実はちゃんと国のことを思い、国民に慕われる名君。セレンが婚約者・律をお迎えするまでのあれこれを考えると、律に対する不遜な態度もなんとなーく理解できてしまいます。だって、自分は一目惚れ状態だったのに相手は全く覚えてないなんて、ショックすぎるでしょう？
ベッドの上ではセレンの暴君っぷりに翻弄される律ですが、しっかり強く（物理）、しかも男前な性格をしており、見ていて気持ちがいいです。その律がセレンと釣り合わないと落ち込んでシュンとしている姿がいじらしく……守ってあげたすぎる……物理では強いけど。
『三森さんのやらしいおくち』の著者rasu先生による、王道異国×濃厚エロスをたっぷりご堪能ください！

＜あらすじ＞
大学生・律のもとに舞い込んだ一通の手紙。それは、亡き祖父が約束した【異国の王と自分の婚約】を知らせるものだった。 遠路はるばる王宮に出向くと、そこには稀代の美丈夫セレン王の姿が――。