清教徒革命後の王政復古の時代。この時代の物語をいくつか読んだが、勝者だった人が敗者になったり、混沌とした時代だからこそ心に訴える物語がいくつも生まれるのだと思う。
ヒーローとヒロインも元敵同士。物語の最後の最後まで予想が付かない展開で、驚
きの連続のまま一気読み。
ヒーローはひたすら一途。ヒロインは複雑な家族関係のせいもあって気持ちが定まらない。でもこんな素敵なヒーローにこんだけ一途に思われたら幸せだよな〜。
ヒーロー母がとても素敵な人なので、ヒーローの誠実な人柄はここからきていると思う。読後感は幸せ。お気に入りの一冊になった。
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