ダナは大学の同窓会に誘われて困っていた。あまり会いたくない人物も出席するし、なにより一緒に出かける恋人がいない。すると話を聞きつけた同僚のアダムが、エスコート役を務めると言い出した。確かに彼は見栄えのするセクシーな男性だけど、いつも喧嘩ばかりの二人が恋人同士に見えるはずはない。しかし、アダムはさらにこう続けた。「一晩だけ仕事を忘れ、ただの男と女としてふるまおう」危険な予感に、ダナの胸がざわついた。★先月からお送りしている二部作〈ヒーローに恋したら〉の後編です。筋金入りのプレイボーイ、アダムの見事な大変身をお見逃しなく!★