三浦浩子さんのコミックが気に入って原作を読んだのですがヒーローもヒロインも印象が違いました。このシリーズ?のヒロインは全員、最初の関係を自分から迫っていきます。作者の嗜好でしょうか。男性経験は豊富とは言えないわりになかなか積極的で少々引くほ
どでした。
ヒーローのセリフもちょっとセクハラ的だったり、微妙な部分があります。それ以上に気になるのは
人物描写。ヒーローは前作では茶色の瞳ですが本作では緑色ですし、ほっそりしたヒロインの身体も読み続けるうちに「豊満な」という形容が度々出てきて困惑させられます。行き辺りばったりであまり練らずに書いてるのかな? そんな印象の作家さんでした。物語の大筋や雰囲気が好みなだけに残念です。白人女性作家の書く女性像って皆強気ですね。状況や立場に関わらず言いたい事を言う感じ。コミックは日本人の感覚に合わせて描かれているのだな・・・感心しました。
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