横田夫妻の愛娘、横田めぐみさんは13歳で北朝鮮により日本国内(新潟県)で拉致された。あれから42年もの間、横田夫妻は拉致問題を日本国民や日本政府に訴え続け、北朝鮮に働きかけるも、いまだに娘さんは帰ってきていない。2002年に小泉首相が訪朝し
、北朝鮮に拉致を認めさせ、5人の拉致被害者を連れて帰ってくるまでは、政治家に拉致被害を訴えても、信じてもらえず、国民も無関心であったという個所を読んでいて、彼らの孤独な戦いと、終わりの見えない絶望感を感じた。拉致被害者の心情を思うとやるせない気持ちになる。
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