(小説、1冊読みきり。表題作+2冊目綺蝶&蜻蛉の番外編ショートも収録)
吉原のちょっと切ない色子たちの恋をつづる花降楼シリーズ。
<1君も知らない邪恋の果てに→2愛で痴れる夜の純情→3夜の帳儚き柔肌→4婀娜めく華手折られる罪→5華園
を遠く離れて→6媚笑の閨に侍る夜→7白き褥のみだらな純愛→8愛しき爪の綾なす濡れごと→9たし甘き蜜の形代→10恋煩う夜降ちの手遊び→?>
本シリーズ、けっこう健気で一途な子が多いけど、今回の主人公は最初っから薄幸な状況。
その愛情薄さが読んでいて可哀想で愛しい。。
相手の正体が意外な人物でちょっとびっくり!
オーナーの背景の話も出てきて、謎の人物だけに気になりました。
このお話もその後の後日談をもっと読みたかった!
5冊目みたいに番外編集でないかな?
未来の話もぜひ読みたい。
基本、各1冊1組の話で単品で読めます。
(ただし唯一コミック化された2作目の綺蝶&蜻蛉はシリーズで一番人気の2人だけあってほかの話にも高頻度で出没)
1冊が短いけどテンポ良くまとまっていて、かなり読みやすいです。
小説が苦手な方にもオススメ!
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