この作家さんにしては珍しく?攻が紳士でした!!!
その分、悪役がとんでもなく怖かった…
騙されて豪華客船内のオークションに出品される受の雅。かなり酷いです。なかなか惨い目に遇ってから攻のレスリーに助けられます。
惨い目はどちらかと
暴力寄りなんで、初めてを奪われたりはしてません。
ご安心ください。
それから逃げた雅を追うオークション主催者と落札者のオイゲンからレスリーが守り続けます。
レスリーは庇護欲を掻き立てられ、雅を愛しく思い、
雅も自分を助けてくれて紳士のように振る舞うレスリーに惹かれますが、お互いこういった特殊な状況なので相手からの気持ちはないと思い、なかなか気持ちを告げられず触れあえません。
そんな中、レスリーはインターポール?の友人と連携し人身売買オークション関係者への捕縛へと動き出します。
雅も守られているだけの存在ではなく、男らしく立ち上がります。
もーオイゲンが怖い。
異常者ですね。
しんどい(;´Д`)
怖く痛い描写もあり、他のオークションにかけられた青少年の中には救われない子達もいて暗い気持ちにもなります。
そこはちょっと辛いですが、雅はレスリーと結ばれ、後日談でも幸せに過ごしています。
とにかくレスリーが紳士で素敵でした。
受攻両視点あり、オイゲン等の第3者視点もありなので読みやすいです。
残念ながら中にイラストはありません。
最後はハッピーエンド。
地雷は受が傷ついて流血するくらいの暴力と、媚薬で複数人に身体を弄られる(攻以外とはセッ クスなし)くらいでしょうか。
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