幸せな少女時代を過ごしたヒロイン。意地悪な従兄(ヒーロー)との楽しい思い出。
父の死後、王女である母親の再婚のため敵国へ向かう日のヒロインとヒーローの心情は切ない。
ヒロインは敵国で不遇の日々を過ごしながらも荒んだりせず純心なまま成長。
ヒーローは、力ない子供だった自分を磨きヒロインと叔母(ヒロイン母)を奪い返す日を待っていた。
シリアスそうな話ですが、ヒーローがガキ大将的なキャラで男らしいこともありライトに読めます。
別れの日、ヒロインに手渡された手鏡を常に持ち歩き眺めるヒーローには笑えます。
ヒーローsideも多く、ヒロイン主体のうじうじした話じゃないので好きです。
ヒロインも明るくて素直な好感の持てるキャラでした。
長年、鏡のない暮らしをしていたヒロインが自分の容姿を把握していないという設定なんですが、美貌のヒロインに群がる部下を牽制するヒーローは可愛いです。
ソーニャ(公式HP)番外編では嫉妬深いヒーローに笑いました。
もっとみる▼