表紙がない謎仕様。338P、1998年発売。電子再読。人物紹介ありなのは分かりやすい。追儺師・天本と半精霊・敏生。この頃はまだ美大受験云々言っていました。そして助手でいてくれることに安堵する天本。
今回の依頼は何度も神隠しで行方不明になる
孫を捜索すること。兼六園と尼のお婆さんがどう関係しているのか?天本の飛ばされた異界と霞波と言う女性。
結構二人ともズタボロになりがちですが、この巻では天本が大怪我。麻酔なしでイテテテテ!描写がリアルでイテテテテ!そこで敏生が依頼を遂行するため、ひいては天本のため、小一郎と奮闘。次々家族を殺される依頼人のしたことはそれ程の罪だったのか。男の方も中々……。感情のもつれ怖い。ちらちら出てくる天本の過去と気になる発言。敏生の嫉妬、独占欲、恋慕。二人の関係がどうなるのかはまだ先。今読むとあとがきが痛しょっぱさあり。
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