内容はパレット文庫と一緒のようですが、値段は倍近く違い、後から知ってショック……(2023年6月29日で販売終了)。登場人物紹介あり。カタカナが頭に入らず読み進めるのに苦戦。独自の用語も難しい。
二人はコンビであり、リコーム・インスペクタ
ー(スペクター)。これは学校で起こる暴力事件などを処理し、時には犯人の生徒や教師を処罰する権限を持つ人たちのこと。
漆黒の髪、切れ長の黒瞳を持つハンサムな貴族のアナトリー・ラジシーチェフ。心の闇と怒りを抱えていて今にも爆発しそう。そんなアナトリーを抑えるボスが、ブロンドの髪に緑の瞳、天使のような風貌のウエハラ・ヨル。こちらも色々と秘密あり。
大学で起きた事件の調査依頼を受けた二人。そこで起こる動物虐/待。頭脳派VS運動派。対話を求めるヨルと力で解決しようとするアナトリー。
二人は衝突しながらも事件の犯人を突き止めるため奔走。しかしとうとう人間が死亡……。犯人は割と分かりやすい人でしたが、事件はイマイチ分かり辛く、盛り上がりに欠けた印象。最後になって取って付けた様なBL展開あり。
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