この作家さんの書く受けはしっかり者が多いのですが、今作もかなりのしっかり者。貧しいけれどがんばって家事を回している長男、瞳くん。お相手は謎多き幼なじみの仁。再会愛です。瞳くんがデレ要素のうっすーいツンで、普段は美人のツン受けは好きなのですが
、それはデレたときのギャップがあってこそなんだなーと分かりました。瞳くんが、健気なんだけれどかわいく感じられないんです。ただお話としては構成もキャラの作り込みもしっかりとしているので、BL要素薄めでもいいからしっかりした作品を読みたいという方に合うのではないでしょうか。
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