戦争により長い間対立していた敵国へ一人嫁ぐことになったヒロインですが、口癖が『あらあら、まぁまぁ』など寛容で穏やかというか楽観的でも意外に肝の据わった性格で、彼女に会うまでちょっと病んでいたヒーローにはまさに女神さまのよう。武芸に秀でてサラ
ッサラの銀髪がなんて素敵な彼も彼女に対して過保護にならざるを得ない状況が微笑ましくもあり、切なく思うシーンもありウルウルしました。『溺愛シリーズ』の最終作で、美しく太陽が眩しい南国の物語、良かったですよ。皇女さまとちょっと幼いリクがとっても可愛かった。イラストレーターさんも3作通じて同じ方で良かった。
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