小説、各巻読み切りの、スピンオフ連作シリーズ。
全11冊、完結?
基本、1冊ずつ単品で読めますが、舞台背景が一緒で登場人物達も重複登場を繰り返します。
全作制覇するつもりがあるなら、間違いなく、発刊順がオススメ!
〈1:紅炎竜→
2:→黒猫→3:人魚→4:一角獣→5:宝石(短編集)→6:美魔→7:吸血鬼→8:鴉→9&10:守人(上&下)→11:四季→??〉
シーモアさんでは、1冊づつのレビュー(紹介ページ)だったのが、なぜかここから数冊ごと区切りへ、、、。
5冊目:宝石たちは、それまで登場した人物たちの後日談集的な短編集。
ですから、この宝石だけはシリーズファン限定の嬉しいオマケ。
6&7冊目は、それぞれ1冊でひとつのお話。
6冊目:美魔は、だいぶ前の作品から登場していた、お兄さん医師バトラーのお話。
ニコニコ顔からはわからなかった、キツイ過去が秘められています。
7冊目:吸血鬼は、今まで登場の少なかった2人で、初のギルド外人物&孵化したてのほやほや若い土竜くんのお話。
シリーズ通して、どれも好きなお話です。
少しずつ背景に広がりを見せ、各巻、全くタイプの違う2人達で、飽きも来ない。
共通するのは、魔物の王者の孤独と執着愛です(笑)。
シリーズ後半になり、王国やギルドの関係&問題に移行し、次の8作目あたりから世界観のお話が終盤に向かいます。
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