攻め二人が出てきます。
タイトルにもある通り、これは執着の物語だとおもいました。
攻め二人は受けへの執着です。
年数や方向性は少し違う執着の仕方ですが、受けへの愛はどちらも同じくらい重そうです。どちらも受けを失ったり、受けが離れたりすればど
んな手を使ってでも地の果てまで追っかけそうです…
そして一方受けの方は、攻めたちに対して執着はありません。
あるのは、お金への執着心です。受けの育ってきた環境が幾度も作中に出てきます。
その攻めと受けのベクトルがうまい具合に合わず、物語が展開していきます。
執着がお好きな方には是非おすすめです。
ただ個人的に最中の表現が緩く、抽象的だったのもあり最後の方は少し食傷してしまいました。
物語やキャラクターはとっても好きです。
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