作者さん買いです。257ページ。挿し絵は、表紙の通りの素晴らしい絵と、少し幼い感じの絵もありましたが、全体的には美麗と言って差し支え無いかと思います。
あらすじの通り、元々ヒロインはヒーローの弟の花嫁になるところを、結婚式の当日にヒーローの
弟が逃げたことで物語が始まります。この作者さんなので、もっともっと気持ちがすれ違って胸を締め付けられるかなと思っていましたが、意外とあっさり読めてしまいました。楽しめましたが、今回のヒーローが、不器用な堅物なので、あまりヒロインに辛いエピソードを入れ過ぎると、ヒーローが格好よく見えなくなってしまうからかな?私がこの作者さんに期待していたきゅーっとなる感じが少なかったので、マイナス1にしましたが、物語が破綻しないところは、さすがのバランスです。
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