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ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで
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ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで

1,600pt/1,760円(税込)

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作品内容

ノーベル文学賞受賞から、ベストセラーはカズオ・イシグロ一色に。しかし、受賞作のうち何作読んだことがあるだろう? 古今東西の受賞作を読み直し、多様な作品たちの「面白さ」を作る仕掛けに迫る!

〈目次〉
はじめに
ノーベル文学賞を読むということ

一九八〇年代
一 章 めくるめく勘違い小説『眩暈』            エリアス・カネッティ
二 章 ラテンアメリカと魔術的リアリズム         ガブリエル・ガルシア=マルケス
三 章 アラビア語圏のリアリズム              ナギーブ・マフフーズ
 
一九九〇年代
四 章 「黒人」「女性」作家                 ト二・モリスン
五 章 「情けないオレ語り」と日本文学         大江健三郎

二〇〇〇年代
六 章 中国語としての表現の追求            高行健
七 章 ワールドワイドで胡散臭い語り      V・S・ナイポール
八 章 「他者」と暴力の寓話              J・M・クッツェー
九 章 非非西洋としてのトルコ           オルハン・パムク
十 章 共産主義体制下の静かな絶叫         ヘルタ・ミュラー

二〇一〇年代
十一章 ペルー、あるいは梁山泊      マリオ・バルガス=リョサ
十二章 中国版「魔術的リアリズム」            莫言
十三章 信頼できない語り手             カズオ・イシグロ

終わりに
主要参考文献
受賞者の出身国
索引

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レビュー

ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまでのレビュー

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