読んでるけど、王がどうしてもヒーローとして受け容れられない。23歳、確かに若いけどさ…12→18歳の6年間と23→29歳の6年間は違うでしょ。しかも、6年経っても精神年齢23歳のままみたいな言動で、この国が大丈夫なのか心配。あんだけみんなに
当たり散らしておいて、王妃のことでだけ揺れるんです、実は王として優秀なんですと言いたげな設定には砂を吐きたくなりました。
他のヒーローが出てこないかな、とふたりの気持ちが近付いてきても思ってしまっていたけれど、ヒロインは離婚できないだろうし、一応初恋の人なのだろうから、物語として彼がヒーローなのは仕方ないのかなーと気にしないことにしました。だって、ここまで頑張って食いしばって堪えたヒロインには幸せになって欲しい──と読み進めたのだけど、しかも、ヒロインが途中から恋愛フィルターでも掛かっているのかツッコミたくなるくらい浅い考えしかしなくなるし…12歳で自分の夫に愛人送り込むような手段を取り、経済を改善させる案を思いついて実行したフィクサーとしてはあり得ない思考・失態のオンパレード。それでも、幸せになって欲しいという思いは変わらず。でも、10巻まで読んでもこれでいいのか疑問に思ってしまいます。
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