たまたま立ち寄った本屋さんで購入し読みました。内容は主に少年犯罪の被害者の2人、少年犯罪の記事を担当する記者と自らがテロリストとなる少年の視点で進んでいきます。少年犯罪と少年法、加害者と被害者の関係、その家族の生活、たくさんの人と事件がつな
がったテロ事件の真実、点々としていたはずのそれぞれの物語がページを捲るごとに結びついていく作品です。普段考えることのない少年犯罪やそれらに関わる人々について考えさせらました。全体的に内容は暗いですが、最後はハッピーエンドだったのは救いです。今まで読んできた作品のなかでもとてもオススメしたい作品です!!!
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