作品に講座感は全くないですが、タイトル詐欺という程でもない。
名作感も全くないですが、期待せずに読むと意外と面白いというタイプですね。
専業推理小説作家が自分で用意したクローズドサークルで第一被害者になるという
基本プロットで興味を持
てる人なら読んでおいても損はないかと。
いろいろ荒っぽいので新本格系の一発屋的な作者かと思ったら、
ググると時代小説が本業の方のようですね。
この本出した1990年時点ですでにかなりのベテラン作家だったみたい。
あとがき読むと編集者の嗜好が反映してるのかな。
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