「ずくなし」遺伝子と言う言葉の響きが可愛かった!のだが、それを読後に見つけようとすると苦労する。電子書籍なので目次は章だけで無く、出来れば節・項迄細かく入れて欲しかった。
が、これが苦言の上限。健康法の本に有り勝ちな「体験者談」「宣伝」は
殆ど無いに等しい代わり、運動に関する体の仕組みを文系の私でもぎりぎり付いて行ける様に図解や表も多用して説明されている。ある側面を説明するのに、以前説明された事柄が再び引用される事はあるが、それを参照するのにも細かな目次があると便利だと思う。今迄読んだ健康法関連の本の殆どは、推しの理由がほぼ上澄みで終わって居たのに比べると、「体の仕組みを説く姿勢」に貫かれて居て、これは何度も読み返して学び込みたいと思った稀有な本だ。実は「インターバル速歩」の正しいやり方を知りたかっただけなのだが。彼等が開発したアプリ等の使えない海外でも正しく実践出来る様に、中/高強度の最適心拍数の計算式等があれば、普通のスマホの運動アプリでも出来るので至れり尽くせりだったかも知れない。
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