こちらの作者さんは、大正時代の恋愛作品が上手いという評価を耳にしていたので、期待して購入。結果、とても面白い最後まで飽きる事なく読み込めました。
■皆さんのレビューや評価通りの高評価の作品で、特に文章がとても上手いです。心理描写も繊細
な表現で文章化してあるので、読み手側にも人物たちの感情が手に取るように伝わってきて、途中泣きそうになる場面もありました。
主人公の八重と毅の2人は15歳という歳の差もあるので、出会いから結婚に至るまでの歳月の間に少しずつ関係性も変わっていきます。
出会った頃は『大人と子ども』、兄(妹)のような存在の相手との『許婚』の関係。最後は色々あってしばらく会えない期間の間に大人の女性へと成長した八重に心を奪われ、お互いに想い合っていく関係性へと変化していく様を、とても繊細に美しく表現されていて最高でした。
とても大人のストーリーで、大人の男、カッコええ〜〜(//∇//)と思ってしまいました。
とても面白い作品ですよ!!
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