王族の親族であることを示す公爵という身分。秘書官のヒーローも侯爵という、伯爵よりは格上の身分であるのに、ヒロインとの格差は絶望的。
確かに、ヒーローは飄々として本心をあまり出さず、元軍人という身体能力も、ヒロインの絶体絶命の危機を救うとき
に発揮しただけでしたが、でも覚悟を決めてからは、母親の侯爵夫人に監督? されながらも、ヒロインを守っていたので、とても引き込まれる楽しい作品でした。他の方のレビューの通りのヒロインの人柄が、この作品の一番の魅力と思います。王太子編は、レビューを読むとちょっと退屈しそうなので、読む気にはなれず。とても読みやすくスピード感のある文章なので、今後も新作がでたときは、読みたいと思います。
もっとみる▼