何の理由もなく、ある日突然霊を見てしまったヒロインが修業して霊能者になる話??です。怖がって蒼白になりながらも姫君を助けようと行動するのですが、どんどんヒロイン無双になっていきます。一方ヒーローは姫君の護衛騎士として令嬢の人気を二分していた
はずが、どんどん残念さを発揮し、騎士仲間にも笑われる存在に。そこは面白い設定ですが、そもそも馬車があるのに馬車に乗せない理由不明。侍女の霊はなぜ姫君を睨みつける必要があったのか不明と、お茶会に参加したまま城に留め置かれるまでは分かるものの、そのまま王家の離宮やらヒーローの家の別荘を転々として陰謀解決とか、あれよあれよと話が進むので、深く考えず気楽に読むものかと思いました。セールで150円で210ページならありかな。
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