一般的にインドは人口が多いこと知的レベルの高い人材を抱えていること、他の発展途上国に比較して契約概念が発達していることなどから、経済の発展性やマーケット価値として見られることが多いです。
しかし本当の魅力はカオスのような土着性と後進性
にあります。三千年不変・・・
時間がただ過ぎてゆく・・・もちろん犯罪もあり事件もありますが、変わらず滔々と流れるような民衆の暮らしそのものです。
爺さんのカシムなのか、息子のカシムなのか、孫のカシムなのか、浮かんでは消える泡沫の人々の暮らしそのもの。記憶自体が無意味な世界です。
このカオスのような無時間の大多数の民衆の生活こそ急激な経済成長を遂げるインドを陰で支える広大で奥深い世界なのかも・・・
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