以前結婚を決めた女性と再会したから結婚を急ぐ、そんな彼の自分勝手を許したくないけれど、気持ちがある以上無視も出来ない。言いたいことが山ほどあって、傷ついた分傷つけてもやりたいのに好きな気持ちが邪魔をする。可愛さ余って憎さ百倍というけれど、そ
こをも超えてまた再び好きという気持ちは十分に伝わる。けれど、今展開されている2人の逃避行は、宝探しは10年前にしようとしたこと。けど、あの頃よりは確信もあって地図も手に入れたという自信がより彼を無謀な行動へと駆り立てているのもまたよく伝わった。キャラクターが幼く見えて10年という経年は無かったことのよう。ハピエンは用意されていても、2人の未来は変化なしに見えて結局元の木阿弥。このループが永遠に続きそうな予感がしてため息も笑いも出てくる。
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