落語界でBL・・・と言っても全体的に激しいエロ描写はないので割と健全です。落語の知識が多少無いとちょっと解らないネタなどもありますが、ただ単に惚れた腫れただけじゃない知的な内容になってます。何篇かお話が入っていて、個人的には「密会の記憶」っ
ていう作品が一番好きです。叔父と高校生(芳郎)のほんのり切ないラブなのですが、叔父が事故で一時記憶喪失(幼児後退)になり、恋心を抱いていた芳郎が、記憶が無いのを良い事に叔父さんと致すのですが、じきに記憶が戻って・・・・とちょっとひねりのあるラブストーリーで素敵でした。もともとは同作者さんの「夏草ノ譜」を読んで興味を持ったのですが、こちらの作品のほうが今寄りかな?顔の描き方とかが変わってたので・・・
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