初読み作家様です。というか、全く知らずにいました。(ごめんなさい)
フォロー様方のレビューがなければ、知らずに出会えていなかった作品でした。自分では見つけられないし、気にも止めなかったかもしれません。だからこそ、皆様のレビューには感謝です
。フォロー様方の選ぶ作品に乗ってハズレた事がありません。ありがとうございます。
おそらく、一般的にホームレスに対して、多少なりとも(衛生的にも)偏見があるかもしれません。どんな事情があるか知らないのに…
はまさん自身も、一線引いているところもあるし、かじぃの店の敷居が住む世界の違う境界線のように見え、ちょっと哀しく思えました。
正児は、ヒロに対して無理な恋をしているとわかりながらも、現実から目を背け、追いすがっていたのかと思うと切なさとやりきれない気持ちです。傷つくような言葉を言われ、セッ*スに対するトラウマを植え付けられた正児。
怖がる事なんてないと思うんです。男だから、女だから、そんなもの関係ないし、好きな人と触れあう事が大切な行為なのだから、きれい汚いは問題じゃない。
実際、ホームレスであるはまさんに偏見を持たずに見る正児。大切なのは内にあるもの。それを直感で感じ取ってるんだから、正児の心も真っ直ぐできれいなんだと思います。
はまさんに何が起きて、どうしてホームレスになったのか詳細はわからないけど、人を簡単には信じられないほど、辛い事だったんですね…
正児の素直な心に、またもう一度人を信じて見ようと思えたのかな。そうであって欲しい。
互いに理解しあって、愛おしく思えて、恋の力は偉大です。
はまさんが超絶イケメンでやられました(笑)
息子を理解して、息子を信じてる正児パパ。怒りながらも正児を心配している花雄さん。フリーズしながら、ちゃんと話を聞いてるスーパーじいちゃん。みんな温かい。
これは、思わず泣けてしまいました。とっても素敵な作品に出会えて良かったです。ありがとうございました。
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