『片道映画一本分』を読んで以来、大好きな作者様で、単行本は全部読んだのですが、フォロー様方のレビューを拝見するだけで満たされてしまって、「みなさーん、素敵なレビューが上がってますよ〜、読んだら作品読みたくなるはず〜」と思うばかりでした。でも
、レビューの「手を振っております〜」が可愛すぎて、【レビューを書く】をポチ…。
表題作『男子高校生に憂鬱』:「意識」のはじまりは、勘違いと思いこみ。「視線を感じる(?)」「じっと見つめられている(?)」「睨まれている(?)」…気になる、気になる…気になるが重なる。気付いたら、いつも考えている、その視線の理由。もしかして…?
あ、勘違いだったのかと思った途端、逸らされる視線、逸らされた視線を追う視線。逸らす理由、追う理由、考える、考える、頭の中は、先生のこと、2年4組13番のことでいっぱい。あ、もう「意識」ではなく、これは、「恋」。誤魔化せない。フォロー様仰る通り、過去のメモリーを呼び起こすような感覚になります(クロノスタシスの方に掛けていらっしゃったと思うのですが、どちらの作品もそんな感覚になりました)
その後の「卒業生の憂鬱」と「年下彼氏の思惑」が幸せすぎて(満たされすぎて)、もはや言葉にできず…。
2編目『水曜のクロノスタシス』:クロノスタシスって何?ってなった。毎週水曜の夜に繰り返される時間。あ、それ、知ってる。言葉としては初めて知ったクロノスタシスもその駆け引きも知ってる。キャラの口の悪さがありながら、フォロー様仰る通り、詩的なものを感じて、その世界にとっぷり浸っていました。はぁ、財前くん、可愛いぃ…。
そして、オマケの「男子高校生の挑戦」、意気込みがヤバイのに、いざっ!て時の2年4組13番の想い(言葉)を思い出し、もう、胸がいっぱいになる
本当に大好きな作品&作者様です。フォロー様同様、応援しております!
何だかんだと、長文
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