いやー清々しく爽やかなきゅんの嵐に見舞われてしまいました。
残業で終電を逃してしまった初対面のリーマン、御木と夏目。
まるで初めて恋をする学生みたいに些細な事で意識したり、目が合うだけで赤面したり、読んでる方が気恥ずかしくなるくらいの少
女漫画のような初々しい恋の道程が優しく綴られます。
恋が実るまでに山あり谷ありというタイプのお話ではないんですが、相手が同性でも自分に芽生える感情に素直に向き合う誠実な2人のキャラと、終始敬語で進むむず痒くなるような可愛らしい純愛を眺めて楽しめるのがこの作品の魅力だと思います。
人当りの良い御木に比べて、人付き合いに慣れていない夏目の一挙一動も私のツボで、触れられてカタカタと震えちゃうとこもとっても可愛かった!
そんな夏目の気持ちを第一に考える御木の優しさもよく伝わります。
綺麗な絵柄でエチすらも爽やかで優しいし、描き下ろしの可愛さや読後感も良かったです。
前に読んだ作者様の不純な純真が私の好みとは違っていたのでこちらの作品もずっと未読でしたが、フォローしてる方々高評価でしたし今年は手が伸びなかった作品も読んでみようと購入してみて良かったです。
もっとみる▼