中学生の時に幼馴染みにうっかり告白してしまい仲違いになってしまった経験から好きな相手に対して何も求めてはいけないと自己肯定感がとっても低い受の檀野君が、ひょんな事から好きな人である後輩木下君に気持ちを知られて翻弄されてしまうのですが、元の大
人しい性格の上に過去の辛い経験があって、もう健気とかでなく、自分をそんなに傷付けないで!と辛くなります。しかも木下君がストレートなもんだから余計に男が嫉妬なんてとか付き合えてるのにこれ以上求めるのは、と肯定感低いのなんの。これは流石の木下君もうんざりして一悶着あるのでは…!?とハラハラします。でも初々しい雰囲気もあって、エロ多めなのに爽やかな気が…する!主役の二人が良いのは当たり前ですが、檀野君の親友、吉井君がもう本当に本当に良いです!ん?もしや…?とベタな当て馬キャラを考えてしまうのですが、そんな考えしてしまって申し訳ありません!ってなるほどに良い子で、私はこの子と付き合うわ!と惚れました。木下君のお友達も良い子で登場人物皆良い子でした。仲違いしてしまった親友も、その事で虐めたり言いふらしたりもせず、そう思っていたのか…と、檀野君がその子の家の前を通った時に辛い顔してたシーンを思い出して、いつかまた挨拶ぐらいは出来る仲になって欲しいなと思いました。
初めは檀野くんが木下君に翻弄されていますが、いつの間にか木下君が翻弄されているし、檀野君は無自覚エロ小悪魔ですね。
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